MongoDB BI コネクタ

この記事は、Tableau を MongoDB Business Intelligence (BI) データに接続してデータ ソースを設定する方法について説明します。

はじめる前に

開始する前に、次の接続情報を収集します。

  • 接続するデータベースをホストするサーバーの名前

  • MongoDB 認証が有効の場合は、ユーザー名とパスワード

  • MongoDB 認証が有効の場合は、ユーザーの認証資格情報に関連付けられたデータベース名

  • SSL サーバーに接続している場合

  • (オプション) Tableau が接続するたびに初期 SQL ステートメントを実行する

Tableau を MongoDB BI データに接続するには、事前に MongoDB Connector for BI バージョン 2.1 以降をインストールして実行する必要があります。

MongoDB Connector for BI を入手するには、MongoDB の Web サイトにサインインして、コネクターをダウンロード(新しいウィンドウでリンクが開く)します。MongoDB の Web サイトに記載されているインストール(新しいウィンドウでリンクが開く)の手順に従ってください。

必要なドライバー

このコネクタにはデータベースとやり取りするためのドライバーが必要です。お使いのコンピューターにはすでに必要なドライバーがインストールされています。ドライバーがコンピューターにインストールされていない場合、Tableau によって「ドライバー ダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページへのリンクを含むメッセージが接続ダイアログ ボックスに表示されます。このページで、ドライバーのリンクとインストール手順を確認できます。

接続してデータ ソースを設定する

  1. Tableau を起動し、[接続] の下で [MongoDB BI コネクター] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ][詳細] を選択します。その後、次を実行します。

    1. サーバー名を入力します。

    2. MongoDB 認証が有効の場合は、データベース名に関連付けられたユーザー名とパスワードを入力します。使用する正しい形式についての詳細は、サインインのオプションを参照してください。MongoDB 認証が有効でない場合は、ステップ c. に進みます。

      SSL サーバーに接続する場合は、[SSL が必須] チェック ボックスをオンにします。SSL を使用した MongoDB への接続方法の詳細については、MongoDB Web サイトの「Connecting Tableau to MongoDB (Tableau を MongoDB に接続する)」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

    3. (任意) ワークブックを開いたときや、抽出を更新、Tableau Server にサインイン、または Tableau Server にパブリッシュするときなど、毎回接続の始めに実行する初期 SQL コマンドを指定するには、[初期 SQL] を選択します。詳細については、初期 SQL の実行を参照してください。

    4. [サインイン] を選択します。

      Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。ネットワーク管理者またはデータベース管理者に連絡してください。

  2. データ ソース ページで次の手順を行います。

    1. (任意) ページ上部にある既定のデータ ソース名を選択し、Tableau で使用する一意のデータ ソース名を入力します。たとえば、データの他のユーザーが、どのデータ ソースに接続するか推測するのに役立つ命名規則を使用します。

    2. シート タブを選択して分析を開始します。

サインインのオプション

MongoDB のユーザー アカウントは MongoDB の特定の論理データベースに関連付けられています。そのため、ユーザーが MongoDB にログインする場合は、ユーザーの認証資格情報に関連付けられたデータベース名を指定する必要があります。これは、ユーザー名文字列で特殊なオプションを渡すことで実行されます。たとえば、ユーザー henrywilsonexample データベースに関連付けられている場合、[ユーザー名] フィールドに次のように入力します。

henrywilson?source=example

mechanism オプションを使用すると、既定の SCRAM-SHA-1 以外の認証メカニズムを定義することができます。たとえば、ユーザー henrywilson がチャレンジ/レスポンス認証を認証メカニズムとして使用して example データベースに接続する場合は、[ユーザー名] フィールドに次のように入力します。

henrywilson?source=example,mechanism=MONGODB-CR

認証オプションの詳細については、MongoDB(新しいウィンドウでリンクが開く) の Web サイトを参照してください。

 

関連項目

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