Amazon Athena
この記事では、Tableau を Amazon Athena データに接続してデータ ソースを設定する方法について説明します。
注: Amazon Athena に接続するには、ポート 443 (ssl) と 444 が開いている必要があります。
はじめる前に
開始する前に、次の接続情報を収集します。
接続するデータベースをホストするサーバーの名前。形式は以下のとおりにします: athena.[地域].amazonaws.com。例:
athena.us-east-1.amazonaws.com
S3 ステージング ディレクトリの名前。たとえば、
s3://aws-athena-query-results-123456785678-us-eastexample-2/
Amazon Web Services (AWS) アクセス キー (アクセス キー ID とシークレット アクセス キー)。詳細については、AWS Web サイトの「アクセス キー」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
(オプション) Tableau が接続するたびに初期 SQL ステートメントを実行する
ヒント: 複数のユーザーとワーク グループをサポートするには、サーバー フィールドにワーク グループを追加します。例: athena.us-east-1.amazonaws.com:443;Workgroup=Name
必要なドライバー
このコネクタにはデータベースとやり取りするためのドライバーが必要です。ドライバーがコンピューターにインストールされていない場合、Tableau によって「ドライバー ダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページへのリンクを含むメッセージが接続ダイアログ ボックスに表示されます。このページで、ドライバーのリンクとインストール手順を確認できます。
接続してデータ ソースを設定する
Tableau を起動し、[接続] の下で [Amazon Athena] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ] の [詳細] を選択します。その後、次を実行します。
サーバー名を入力します。
S3 ステージング ディレクトリの名前を入力します。
AWS アクセス キー ID を [ユーザー名] フィールドに入力します。
AWS シークレット アクセス キーを [パスワード] フィールドに入力します。
(任意) ワークブックを開いたときや、抽出を更新、Tableau Server にサインイン、または Tableau Server にパブリッシュするときなど、毎回接続の始めに実行する初期 SQL コマンドを指定するには、[初期 SQL] を選択します。詳細については、初期 SQL の実行を参照してください。
[サインイン] を選択します。
Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。ネットワーク管理者またはデータベース管理者に連絡してください。
データ ソース ページで次の手順を行います。
(オプション) [接続] で既定のデータ ソースを選択します。
作業するカタログとデータベースを選択します。
1 つまたは複数のテーブルをワークスペースにドラッグします。
シート タブを選択して分析を開始します。
カスタム SQL を使用して、データ ソース全体ではなく、特定のクエリに接続します。詳細については、カスタム SQL クエリへの接続を参照してください。
JDBC 接続をカスタマイズする
Amazon Athena では JDBC 接続を使用しているため、プロパティ ファイルを使用してカスタマイズできます。詳細については、Tableau コミュニティの「プロパティ ファイルを使用して JDBC 接続をカスタマイズする」(新しいウィンドウでリンクが開く)(英語) を参照してください。
関連項目
- データ ソースの設定 – このデータ ソースにさらにデータを追加したり、データ分析の前にデータを準備したりします。
- グラフの構築とデータの分析 – データ分析を開始します。
- Tableau 10.3 で Amazon Athena コネクタを使用して S3 データに接続 (英語)(新しいウィンドウでリンクが開く) (以降のバージョンにも適用) - Amazon Athena リソースが記載された Tableau ブログ投稿。
- Tableau Desktop でプロキシ経由により Amazon Athena に接続できず、エラー コード 37CE01A3 が表示される (英語) - 問題解決手順に関する Tableau ナレッジ ベースの記事。