表計算のカスタマイズ

[表計算] ダイアログ ボックスで編集することでいつでも表計算をカスタマイズできますが、それ以外にも、より特別な方法で表計算をカスタマイズできます。

コンテキスト メニューを使用した表計算のカスタマイズ

ビューで任意のフィールドをクリックすると、フィールドをカスタマイズする方法を示したコンテキスト メニューが表示されます。ビュー内のフィールドに表計算がある場合は、[次を使用して計算] オプション (ビューのビジュアル構造に対して相対的に計算の方向と範囲を決定するオプション) を変更できます。フィールドをクリックし、[次を使用して計算] リストからオプションを選択することで、これを実行できます。

[差][差の割合]、および [割合] 表計算には、差を計算するさまざまなフィールドも指定できます。フィールドをクリックし、[次を基準にする] リストからオプションを選択することで、これを実行できます。オプションは [前の][次へ][最初]、および [最後] です。

計算エディターを使用した表計算のカスタマイズ

計算エディターにドラッグすることで、表計算をカスタマイズできます。

計算エディターで表計算を編集するときは、エディターの右下隅にある [既定の表計算] をクリックすると [表計算] ダイアログ ボックスで計算が開きます。これにより、新しい名前付き計算フィールドを作成し、このフィールドに計算の参照元と同じ表計算を使用することができます。

ネストされた表計算

ネストされた表計算は、2 種類の計算フィールドのいずれかになります。

  • 1 つ以上の計算フィールドで表計算を使用する計算フィールド (以下の例のとおり)、または
  • それ自体に表計算があり、表計算を使用する計算フィールドを 1 つ以上含む計算フィールド。

ネストされた表計算では、個別の計算で独立して [次を使用して計算] を設定できます。

次に、Tableau Desktop に含まれるサンプル - スーパーストアデータ ソースを使用して試すことができるシナリオを示します。このシナリオでは、ネストされた表計算が作成されます。

  1. [列] に "Sub-Category (サブカテゴリー)" を、[行] に "Region (地域)" をドラッグします。
  2. 定義「TOTAL(SUM([Sales]))」を使用した計算フィールド、「1-nest」を作成します。

    TOTAL は表計算関数です。そのため、この計算フィールドは自動的に表計算を持ちます。この関数をビューで使用する場合、フィールドには表計算であることを示す表の三角が表示されます。

    表計算関数の詳細については、表計算関数を参照してください。

  3. 定義「TOTAL(SUM([Profit]))」を使用した 2 番目の計算フィールド、「2-nest」を作成します。
  4. 定義「[1-nest] + [2-nest]」を使用した 3 番目の計算フィールド「3-nest」を作成します。
  5. "3-nest" をドラッグし、[列] の Sub-Category の右にドロップします。
  6. [列] で [3-nest] をクリックし、[表計算の編集] を選択します。

    [表計算] ダイアログ ボックスで、参照元の表計算を別に設定できるようになりました。

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