ガント チャートの作成

一定期間におけるイベントやアクティビティを表示するには、ガント チャートを使用します。

ガント チャートにおいて、個別のマーク (通常は棒) は期間を示します。たとえば、さまざまな製品の平均配達時間を表示するガント チャートを使用するとします。

ガント チャートは、以下の基本のブロックで構成されています。

マーク タイプ:

自動またはガント バー

[列] シェルフ:

日付または時刻フィールド (連続メジャー)

[行] シェルフ:

ディメンション

サイズ:

連続メジャー

ガント バー マーク タイプの詳細については、ガント棒マークを参照してください。

発注日と出荷日の間の平均経過日数を表示するガント チャートを作成するには、次の手順に従います。

  1. サンプル - スーパーストア データ ソースに接続します。

  2. [列]"Order Date (発注日)" ディメンションをドラッグします。

    Tableau は年別に日付を集計し、年のラベルを使用して列ヘッダーを作成します。

  3. [列] シェルフで、[年 (発注日)] ドロップダウン矢印をクリックし、[週数] を選択します。

    列ヘッダーが変化します。列ヘッダーが変化します。4 年間の期間には非常に多くの週 (208 週) があり、ビューにラベルとして表示できないので、個々の週は目盛りで表示されています。

  4. [行] シェルフに "Sub-Category (サブカテゴリー)" および "Ship Mode (出荷モード)" ディメンションをドラッグします。"Sub-Category (サブカテゴリー)" の右側に "Ship Mode (出荷モード)" をドロップします。

    これにより、左側の軸に沿ってネストされた 2 階層のディメンションが作成されます。

    次に、発注日と出荷日の間隔の長さに比例してマークの大きさを変更します。これを行うには、その間隔を把握する計算フィールドを作成します。

  5. ツール バー メニューで [分析] > [計算フィールドの作成] をクリックします。[データ] ペインの任意の場所で右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[作成] > [計算フィールド] を選択することもできます。

  6. 計算ダイアログ ボックスで、計算フィールドに "OrderUntilShip" という名前を付けます。

  7. 既定で [式] ボックスに表示されている内容を削除します。

  8. [式] ボックスで、次の式を入力し [OK] をクリックします。

    DATEDIFF('day',[Order Date],[Ship Date])

    この式により、日数で "Order Date (発注日)""Ship Date (出荷日)" の値の差異を把握するカスタム メジャーが作成されます。

  9. [マーク] カードの [サイズ][OrderUntilShip] メジャーをドラッグします。

    OrderUntilShip の既定の集計は合計ですが、ここでは値を平均した方が理にかなっています。

  10. [マーク] カードの [合計 (OrderUntilShip)] フィールドを右クリック ( では Control を押しながらクリック) します。[メジャー (合計)] > [平均] を選択します。

    ビューは順調に作成されています。ただし、ビューに表示されているマークは多すぎます。

    より小さな時間窓にフィルターすることでデータをさらに読みやすくできます。

  11. Ctrl キー (Mac では Option キー) を押しながら、"Week(Order Date)" フィールドを [列] シェルフから [フィルター] シェルフまでドラッグします。

    Tableau では、Ctrl キー (または Option キー) を押したままにすることで、以前の場所から削除するのではなく、追加したカスタマイズを使用して新しいフィールドにコピーすることができます。

  12. [フィールドのフィルター] ダイアログ ボックスで、[日付の範囲] を選択し、[次へ] をクリックします。

  13. 範囲を 1/1/2013 (2013 年 1 月 1 日) から 3/31/2013 (2013 年 3 月 31 日) などの 3 か月の間隔に設定し、[OK] をクリックします。

    スライダーを使用して正確な日付を取得することが難しい場合があります。日付ボックスに希望の数字を直接入力するか、カレンダーを使用して日付を選択したほうが簡単です。

  14. [Ship Mode (出荷モード)] ディメンションを [マーク] カードの [色] にドラッグします。

    ビューに発注日と出荷日の時間差に関するあらゆる情報が表示されるようになります。

    たとえば、どの出荷モードの遅延時間が長くなりがちか、遅延時間はカテゴリーによって異なるかどうか、および遅延時間は長期にわたって一貫しているかどうか、などの情報を参照できます。 

注:Tableau Server にこのビューをパブリッシュする場合、ユーザーが時間枠を変更したり、さまざまなカテゴリーや出荷モードをフィルターから除外することで、ビューとやりとりできるクイックフィルターを含めることができます。詳細については、データ ソースとワークブックのパブリッシュを参照してください。

作業を確認します。以下のステップ 1 ~ 14 をご覧ください。

注: Tableau 2020.2 以降では、[データ] ペインに [ディメンション] と [メジャー] がラベルとして表示されなくなりました。フィールドはテーブルやフォルダー別に一覧で表示されます。

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