Tableau で Google マップおよび OpenStreetMap のイメージを背景イメージとして追加する

Google マップまたは OpenStreetMap のイメージを静止した背景イメージとして Tableau で追加してから、それらにデータ ポイントをプロットすることができます。Google マップまたは OpenStreetMap の背景イメージにデータ ポイントをプロットするには、データの緯度と経度の両方の座標が必要です。

このトピックでは、Google マップおよび OpenStreetMap の緯度と経度の座標を取得する方法と、Tableau で背景イメージにそれらをプロットする方法について説明します。

ステップ 1:マップ座標を見つける

次の手順に従って、Google マップまたは OpenStreetMaps のマップ座標を見つけます。

オプション 1:データ ポイントを Google マップにマッピングする

  1. http://www.gorissen.info/Pierre/maps/googleMapLocation.php(新しいウィンドウでリンクが開く) にアクセスし、データ ポイントをプロットする地理的領域を見つけます。

  2. 必要な領域が見つかったら、その領域の東端にマウスのポインタを置き、経度座標 (マップの右下隅に表示される) をメモします。領域の西端についても同じ操作を行います。

  3. 領域の北端にマウスのポインタを置き、緯度座標をメモします。領域の南端についても同じ操作を行います。

    これで 2 つの緯度座標 (上部と下部) と 2 つの経度座標 (西と東) が分かりました。

    これらの座標を使用して、Tableau で背景イメージのスケールを定義し、経度および緯度座標を使用してこのイメージにデータ ポイントをプロットできることを確認します。

  4. マップのスクリーンショットを撮って、コンピューターに保存します。

  5. ステップ 2:マップ イメージを背景イメージとして追加する」の手順に従って、Tableau で背景イメージとしてイメージを追加します。

オプション 2:データ ポイントを OpenStreetMap のマップにマッピングする

  1. http://www.openstreetmap.org(新しいウィンドウでリンクが開く) にアクセスし、データ ポイントをプロットしたい地理的領域にズームインします。

  2. 一番上のメニュー バーで、Export をクリックします。

    [エクスポート] ペインに、ビュー内の領域の緯度と経度が表示されます。これらの座標を編集して別の領域を選択することができます。

  3. ボックスに表示されている座標をメモします。

  4. ページの右側にある共有アイコンをクリックし、[ダウンロード] ボタンをクリックします。

  5. ステップ 2:マップ イメージを背景イメージとして追加する」の手順に従って、Tableau で背景イメージとしてイメージを追加します。

ステップ 2:マップ イメージを背景イメージとして追加する

  1. Tableau Desktop を開き、マップ イメージ上にプロットしたいデータに接続します。

  2. [マップ] > [背景イメージ] を選択し、背景イメージ上でデータをプロットするのに使用するデータ ソースを選択します。

  3. [背景イメージ] ダイアログ ボックスで、[イメージの追加] をクリックします。

  4. [背景イメージの追加] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリックし、次のステップで作成したマップ イメージの場所に移動します:ステップ 1:マップ座標を見つける。

  5. [背景イメージの追加] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

    • [X フィールド] ドロップダウン リストで、[経度 (生成)] を選択します。

    • [左] ボックスに、マップ イメージの東端の経度を入力します。

    • [右] ボックスに、マップ イメージの西端の経度を入力します。

    • [Y フィールド] ドロップダウン リストで、[緯度 (生成)] を選択します。

    • [下] ボックスに、マップ イメージの南端の緯度を入力します。

    • [上] ボックスに、マップ イメージの北端の緯度を入力します。

  6. 完了したら、[背景イメージの追加] および [背景イメージ] ダイアログ ボックスの両方で [OK] をクリックします。

  7. [マップ] > [バックグラウンド マップ] > [なし] を選択します。

    背景イメージはバックグラウンド マップがない場合にのみ表示されます。

  8. [メジャー] ペインから、[緯度 (生成)][行] シェルフまでドラッグし、[経度 (生成)][列] シェルフまでドラッグします。

    背景イメージがビューに表示されます。表示されない、または間違ったスケールで表示される場合は、次の手順を完了して軸を固定します。

  9. ビューで、Y 軸をダブルクリックします。

  10. [軸の編集] ダイアログ ボックスの [範囲] で [固定] を選択します。

  11. [開始値を固定] テキスト ボックスに、マップ イメージの一番下の経度を入力します。

  12. [終了値を固定] テキスト ボックスに、マップ イメージの一番上の経度を入力します。

  13. [OK] をクリックします。

  14. もう一方の軸について手順 9 ~ 13 を繰り返します。

背景イメージにデータをプロットする方法については、背景イメージの座標を見つける(新しいウィンドウでリンクが開く)のステップ 1、2、4 を参照してください。

関連項目:

ビューで背景イメージを使用する(新しいウィンドウでリンクが開く)

背景イメージの座標を見つける(新しいウィンドウでリンクが開く)

Mapbox マップの使用(新しいウィンドウでリンクが開く)

Web Map Service (WMS) サーバーの使用(新しいウィンドウでリンクが開く)

バックグラウンド マップの選択(新しいウィンドウでリンクが開く)

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