Tableau Bridge は、Tableau Cloud と組み合わせてインストールして使用できるソフトウェアです。常に最新バージョンの Bridge をインストールして、最新のセキュリティ更新と機能更新を利用できるようにしてください。

ブリッジをインストールする前に

Tableau では、Bridge クライアントをファイアウォールの内側にある専用マシンにインストールして、他のアプリケーションのリソースと競合しないようにすることを推奨しています。1 台のマシンにインストールできるクライアントは 1 つだけです。

Bridge クライアントをインストールする前に、Bridge を問題なく使用し始めることができるように、最小要件と一般情報を確認してください。

システムの推奨事項

Bridge は Windows オペレーティング システムで使用可能です。仮想マシンにクライアントをインストールすることもできます。サポートされる Windows のバージョンやその他の推奨事項については、推奨されるソフトウェアとハードウェアを参照してください。

ライセンス要件

Bridge の使用にプロダクト キーは必要ありません。Bridge の使用はエンド ユーザー ライセンス契約 (EULA) の対象となります。Bridge のユーザーは Tableau Cloud の認証ユーザーである必要があります。

ネットワーク アクセス

Bridge はプライベート ネットワーク データを Tableau Cloud に接続するため、インターネット経由でアウトバウンド接続を行う機能が必要です。Bridge にはインバウンド接続を行う機能は必要ありません。つまり、通常、ネットワーク管理者がファイアウォールやネットワークの変更が機能するようにする必要はありません。

必要なポート

Tableau Bridge は、Tableau Cloud へのアウトバウンドのインターネット リクエストにポート 443 を使用し、証明書の検証にはポート 80 を使用します。

Tableau で MFA を使用

Tableau 認証で多要素認証 (MFA) が有効になっている場合、Bridge クライアントは、Tableau Bridge バージョン 2021.1 以降を実行している必要があります。Tableau で MFA を使用する方法については、「多要素認証と Tableau Cloud について」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

データベース ドライバー

Bridge は異なるデータベースに接続する Tableau コネクタを使用し、データの鮮度を維持します。これらのコネクタの一部では、データベースと通信するためのドライバーが必要です。

既定では、以下のドライバーがクライアントにインストールされています。

  • Oracle (OCI)
  • Microsoft SQL Server
  • PostgreSQL

クライアントがサポートする他のコネクタのドライバーを取得するには、Tableau Web サイトの「ドライバーのダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページを参照してください。Windows オペレーティング システムのリストをフィルターし、Tableau Desktop の最新バージョンに記載されている手順を使用してください。

Bridge のインストール

以下のステップに従い、Bridge クライアントをインストールします。クライアントのインストールまたは使用に Tableau プロダクト キーは必要ありません。

  1. Tableau Web サイトの「製品ダウンロードおよびリリースノート」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページからインストーラーをダウンロードします。ページに記載されている最新バージョンをダウンロードして、最新のセキュリティ更新と機能更新を利用できるようにすることをお勧めします。

  2. インストーラーを実行します。Windows の共有サービス アカウントを使用して、クライアントをインストールすることができます。

  3. プロンプトが表示されたら、ライセンス契約に同意してから続行します。

  4. (オプション) [カスタマイズ] をクリックし、インストールをカスタマイズします。次のいずれかのオプションを変更することができます。

    • インストールの場所: 異なる場所を指定してクライアントをインストールできます。
    • デスクトップ ショートカットの作成: Bridge のデスクトップ ショートカットを自動的に作成しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。
    • [スタート] メニュー ショートカットの作成: Bridge のショートカットを [スタート] メニューに自動的に追加しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。
    • エラー レポート作成の有効化: Bridge に問題が発生し、予期せず終了する場合、クラッシュ ダンプ ファイルとログが生成され、Tableau に送信されます。このオプションをオフにするには、インストール時にこのチェック ボックスをオフにします。このオプションは、インストール後にクライアントでオフにする (または再度オンにする) ことができます。詳細については、エラー レポートを参照してください。
    • データベース ドライバーのインストール: 既定のデータベース ドライバーを自動でインストールしない場合は、チェック ボックスをオフにします。
  5. クライアントのインストールを開始するには、[インストール] をクリックします。

クライアントのインストール後、デスクトップの Bridge ショートカットをダブルクリックするか、Tableau Desktop (Bridge と同一のマシンにインストールされている場合) からクライアントを起動できます。

My Tableau Bridge Repository について

Bridge のインストールでは、My Tableau Bridge Repository というフォルダーがクライアントがインストールされているマシンに作成されます。このリポジトリ フォルダーには、LogsConfiguration など、Bridge が適切に動作するために必要な重要なサブフォルダーが含まれています。

リポジトリ フォルダーは、ドキュメント フォルダーの下に、\Users\<user>\Documents\My Tableau Bridge Repository のように作成されます。

重要: Bridge でリポジトリとして使用されるフォルダーは変更しないことを強くお勧めします。

Bridge のアップグレード

最新バージョンの Bridge との同期を維持すると、Bridge クライアントの各最新バージョンに含まれる最新機能および修正を活用できます。

クライアントをアップグレードするには、以下の手順に従います。

重要: 

  1. クライアントがインストールされているマシンにログオンします。

  2. サービス モードでクライアントを実行している場合は、クライアントの左下隅で、[モード] の横にある [アプリケーション] を選択します。[アプリケーション] モードに変更すると、アップグレード前に Tableau Bridge サービスが完全に停止します。

  3. [設定] > [終了] を選択します。

  4. Bridge のインストールセクションに記載されている手順に従って、クライアントをインストールし、アップグレードを完了します。

インストールが完了すると、クライアントは通常どおり起動します。アップグレードの前にクライアントをサービス モードで実行していた場合は、サービス モードに戻します。

エラー レポート

エラー レポートを Tableau に自動的に送信することにより、Bridge の向上をサポートできます。エラー レポートには、Bridge クライアントが予想外に終了 (クラッシュ) したときに Tableau に送信されるクラッシュ ダンプ ファイルが含まれます。これらのファイルは、Tableau によって、クライアントの予想外の終了を識別および解決するために使用されます。

重要: データがプライバシー規制の対象となる場合はこのオプションをオフにしてください。

エラー レポートに含まれる内容

暗号化されたパッケージはクラッシュ/コア ダンプ ファイルおよびクラッシュに関連するマニフェスト ファイルで構成されます。

ファイルには、次のようなデータが含まれる場合があります:

  • マシン固有の情報。ハードウェア、オペレーティング システム、ドメインなど。

  • クラッシュ発生時のメモリ コンテンツのスナップショット。抽出が更新されたデータ ソース、ライブ クエリを含むデータ ソースなど。

  • エラーを修正するために使用される顧客識別情報など、クラッシュ発生時に Bridge が処理していた情報。たとえば、誰がどのサイトで Bridge を使用しているか、ユーザーがサインインしているクライアントの名前など。

Tableau による機密情報の取り扱いの詳細については、Tableau Web サイトのTableau プライバシー ポリシーを参照してください。

自動エラー レポートの構成

Bridge では、エラー レポートは、クライアントのインストール プロセス中、またはインストール後に直接クライアントで自動的に送信するよう構成できます。

クライアント インストール中に自動エラー レポート オプションを有効化する

インストールの際、クライアントからエラー レポートを自動的に送信するオプションが既定で選択されています。ですが、その選択は削除できます。

クライアントで自動エラー レポート オプションを無効化する

インストール プロセスの際に既定の設定を使用することにし、あとでエラー レポートの自動送信を許可しないことにした場合には、クライアント メニューからオプションを変更可能です。

コマンド ラインからの Bridge のインストール

マシンのローカル管理者は、コマンド ラインから Bridge クライアントをインストールできます。

一般的なコマンド ライン構文

コマンド ラインから Bridge インストーラーを実行するための構文は、次のとおりです。

tableauBridge<installer_name>.exe /option1 /option2 PROPERTY1 PROPERTY2

構文に関するいくつかの注記:

  • tableau<installer_name>.exe ファイルは、インストールしようとしている製品およびバージョン用のクライアント インストーラーです。
  • このオプションによりインストール プロセスの実行方法を指定します。たとえば、インストール中に出力を表示するか、またログ ファイルを作成するかなどです。
  • プロパティ設定は、インストール プロセス中にインストーラーが行う構成設定を指定します。

インストーラー コマンド例

次の例は、いくつかのオプションとプロパティ設定を使用したインストーラー コマンドを示しています。

tableauBridge-64bit-2018-2-0.exe /quiet /passive ACCEPTEULA=1 DATABASEDRIVERS=1

.exe ファイルが格納されているディレクトリからコマンドを実行するか、マシンの exe ファイルへの完全パスを指定する必要があります。ネットワーク上の共有ディレクトリからインストーラーを実行しないでください。代わりに、クライアントをインストールする必要があるマシンのディレクトリに exe ファイルをダウンロードします。

インストーラー オプションとプロパティ

インストーラーでは、コマンド ラインに 1 つ以上のオプションを指定することができます。

インストーラー オプション

オプションに関するいくつかの注記: 

  • 各オプションには、プレフィックスとしてスラッシュ (/) が追加されます。
  • オプションは、プロパティの前に置く必要があります。
オプション 説明
quiet メッセージ (ステータスやインストールの進捗状況) の表示や、ユーザーの介入なしにインストーラーを実行します。インストールの完了後にクライアントを起動しません。
passive インストーラーを実行し、ダイアログ ボックスとインストールのステータスを表示します。ユーザーに対して入力を要求しません。クライアントは、インストール完了後に起動します。
norestart 再起動の試みを抑制します。既定では、インストーラーを静音モードで実行している場合を除き、再起動前にインストーラーによってプロンプトが表示されます。
log "logfile.txt" 指定したパスおよびファイルにインストール情報を記録します。パスとファイル名を指定してください (例:/log "c:\logs\logfile.txt")。既定のログ ファイルはシステム %TEMP% ディレクトリです。
repair インストーラーを実行し、Bridge の既存のインストールを修復します。
h ヘルプ - インストーラーのオプションとプロパティをリストします。

インストーラーのプロパティ

インストーラーでは、コマンド ラインに 1 つ以上のプロパティを含めることもできます。

プロパティに関するいくつかの注記:

  • これらすべてのプロパティは、クライアントの初回インストールに使用できます。初回インストール後は、設定の更新に使用できません。
  • プロパティ名では、大文字と小文字が区別されます。
  • 等号 (=) のいずれの側にもスペースはありません。
  • 各プロパティ セットは、スペースで区切られます。
  • オプションの後にプロパティを続ける必要があります。
プロパティ 説明
ACCEPTEULA エンド ユーザー ライセンス契約 (EULA) に同意します。このオプションを 1 に設定しない場合、Bridge を静音モードでインストールできません。 1 = 承認する
0 = 承認しない (既定)
CRASHDUMP このオプションを "1" に設定すると、クライアントがクラッシュするときにエラー レポートを Tableau に自動的に送信し、Bridge の向上に役立てることができます。詳細については、エラー レポートを参照してください。 1 = はい (既定)
0 = いいえ
DATABASEDRIVERS Tableau Bridge から、ユーザーが接続する可能性があるデータベースのドライバーの既定セットをインストールします。詳細については、データベース ドライバーを参照してください。

他のデータベース ドライバーをダウンロードするには、Tableau Web サイトのドライバーのダウンロード(新しいウィンドウでリンクが開く) ページを参照してください。組織内のソフトウェア展開に使用している資産管理ツールを使用して、他のドライバーを配布する必要があります。

1 = はい (既定)
0 = いいえ
DESKTOPSHORTCUT デスクトップ ショートカットを作成します。 1 = はい (既定)
0 = いいえ
DRIVERDIR データベース ドライバーのインストール ディレクトリ (既定以外) を指定します。このオプションによってディレクトリと、HKEY_LOCAL_MACHINE\ レジストリにエントリを作成します。ドライバーの既定の場所は、C:\Program Files\Tableau\Drivers です。 D:\Drivers などのパス。
DRIVER_MSSQL

Tableau Bridge のインストール時に Microsoft SQL Server ドライバーのインストールを自動的に無効化します。

1 = インストールする (既定)
0 = インストールしない
DRIVER_POSTGRES

Tableau Bridge のインストール時に PostgreSQL ドライバーのインストールを自動的に無効化します。

1 = インストールする (既定)
0 = インストールしない
DRIVER_REDSHIFT

Tableau Bridge のインストール時に Amazon Redshift ドライバーのインストールを自動的に無効化します。

1 = インストールする (既定)
0 = インストールしない
INSTALLDIR

既定以外のインストール ディレクトリを指定します。

インストール場所にカスタム ディレクトリを指定し、同じ場所にその後のリリースをインストールする予定がある場合は、インストール先にバージョン固有のサブフォルダーを指定する必要があります。指定しない場合は、まず以前のバージョンをアンインストールする必要があります。

同じサブディレクトリでの複数のバージョンのサイドバイサイド インストールはサポートされていません。

D:\Software\Tableau Bridge などのパス。
SKIPAPPLICATIONLAUNCH [1] に設定して、インストール プロセスの完了時に新しいアプリケーションが自動的に開かないようにします。このオプションは手動に適用されます。このオプションを使用しても Tableau Bridge は自動的に開かないため、静的インストールには適用されません。 1 = はい
0 = いいえ (既定)
STARTMENUSHORTCUT Windows スタート メニューに Tableau Bridge エントリを作成します。 1 = はい (既定)
0 = いいえ

Bridge のアンインストール

Bridge クライアントの新しいバージョンをインストールするときに、以前のバージョンをアンインストールする必要はありませんが、その後マシンで不要になった場合は Bridge 2018.2 以降をアンインストールできます。

クライアントのアンインストールは、主に Windows コントロール パネルから行います。

または、以下の手順に従って Bridge をコマンド ラインからアンインストールできます。

  1. 管理者としてコマンド プロンプトを開きます。

  2. .exe がインストールされた場所で、以下のコマンドを実行します。

    tableau<installer_name>.exe /uninstall /quiet

ありがとうございます!