ビジュアル分析を利用する理由

ビジュアル分析はデータを探索し理解するための手段であり、分析のプロセスそのものを支援し加速します。質問を投げかけ、答えを得て、さらに発展させた質問を投げかけるという一連の流れを、すべてビジュアルインターフェイスで行うことができます。ビジュアルサマリーを次々と開くたびに、データに隠れたストーリーが紐解かれます。後になってストーリーをたどり直し、再検討、さらに深い探索、そして共有を行うこともできます。つまりビジュアル分析では、データを見て直接操作しながら、思考に従ってどの方向にも進めます。

もともと認識しやすい属性

ビジュアル分析はもともと認識しやすい属性を活用して、人を最も効果的な方向へと導きます。もともと認識しやすい属性とは、注意処理を行う脳の器官に情報が送られる前に、ほぼ即座に視覚的に処理できる情報です。以下のものがもともと認識しやすい属性です。


もともと認識しやすい属性

思考も処理もせずに理解できるこのようなパターンを使うと、たいていはデータを最もうまく提示できます。実際にこうした属性は、状況判断、パターンの識別、反応するかどうかの選択を迅速に行うための手段として、人間の中で発達したものです。Tableau でのビジュアライゼーション作成では、コンテンツ作成者がデータを視覚的に表現して新しいインサイトを明らかにします。

視覚的な表現とは

Tableau を組織全体に広く導入していくと、ビジュアル分析の価値をすぐに見出せる人もいれば、従来の表形式のスプレッドシートやレポートを使い続ける人もいるかもしれません。そのためおそらくは、ビジュアル分析の価値を周知するとともに、そうした人々に対し、色や形状、サイズを使ってデータを視覚的に表現すると何が行えるようになるかを丁寧に説明して、データの見方を変えられるように支援する必要があるでしょう。

データビジュアライゼーションを他のユーザーのために作成している場合、次の手順を踏むと、データビジュアライゼーションをさらに親しみやすくするのに役立ちます。まず、見慣れた表形式から始めます。下に、売上と利益をテキスト表で見る場合の例を示します。最高と最低の値を見つけるには、表全体で行と列を調べる必要があります。

表形式のデータ (書式なし)

 

負の数値に色を加えて括弧でくくる書式にすると目立つようになりますが、役に立つのは負の数値を調べている場合のみです。それ以外の場合には、値を比較するのに表全体を調べる必要があります。

 

表形式のデータ (負の値に色を付けたもの)

 

次に、テキスト表と完全なビジュアライゼーションの中間の形式として、売上と利益の個々のメジャーに色を適用すると高い値と低い値を示すことができます。しかしそれでも、見る人は 2 つのメジャーで色の差を比較しなければなりません。

表形式のデータ (売上と利益に色のグラデーションを付けたもの)

 

最後に、売上を長さで、利益を色で表した完全なビジュアライゼーションを示します。見る人は、最高の売上と最低の利益をすぐに把握できます。

視覚的なデータ (売上を棒の長さで、利益を色で表したもの)

 

このアプローチを活用すると、組織の Tableau ユーザーにビジュアル分析の利点を紹介し、説明することができるでしょう。独自の入門ビデオを作成して、イネーブルメントイントラネットに掲載してください。

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