Tableau のコンテンツ使用状況
このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。
使用状況は、ビジネス上の意思決定におけるデータビジュアライゼーション使用の有効性を意味しますが、ビューへのアクセス量だけで全体像を把握することはできません。このデータを見る場合は、『Tableau Blueprint プランナー』のユースケースのタブに示された、想定されるオーディエンス規模を考慮に入れてください。Tableau Server の導入では、Tableau Server Insights でカスタム ビューを作成するために、Tableau Server リポジトリを使用します。Tableau Cloud サイト管理者は、管理者インサイトという名称の整備されたデータソースにアクセスできます。
たとえば、パブリッシュされたデータソースを 500 ユーザーが少なくとも 1 日 1 回は使う場合、ビューへのアクセス量のダッシュボードには、月に約 10,000 ビュー (20 営業日× 500 ユーザー) と表示されると予想できます。ここで、同じダッシュボードを 250 ユーザーが 1 日 2 回表示する場合、エンゲージメントは 50% になるので、情報が適切か、スキル格差はないか、またオーディエンスの半分は業務に役立つダッシュボードがあることすら知らない可能性はないかを理解する機会にしましょう。
Tableau Server にパブリッシュされたコンテンツの場合、それぞれのコンテンツ作成者は、ワークブックのサムネイルにカーソルを合わせるか、メニューから [このビューを表示したユーザー] を選択すると、スパークラインのツールヒントでコンテンツの使用状況を見ることができます。Tableau Cloud では、TS Events 管理者インサイトデータソースを使用して、誰が Viz にアクセスしたかを把握できます。Tableau Cloud 管理者インサイトについて詳しくは、「データソースを確認する」をご覧ください。
コンテンツの使用状況
- サイトやプロジェクトでビューのトラフィックはどのようになっているのか? (毎月) — サイトやプロジェクトの使用状況のトレンドを理解すると、成長の度合いのほか、新しいコミュニティ活動を始めればユーザーは利用可能なコンテンツについて学べるかどうかも理解できるようになります。下の例では、プロジェクトのトラフィック (赤い線) が大きく下がり、下部にある他の色には大きな変化がないことがわかります。Tableau Server インサイトおよび Tableau Cloud 管理者インサイトの両方で TS Events を使用します。
- 過去 180 日間と 30 日間でビューのトラフィックはどのようになっているのか? (毎月) — トラフィックが少ないビューは見直し、一定の期間のアクティビティのしきい値に基づいてアーカイブする必要があります。コンテンツをパブリッシュしても、利用されなければシステムリソースを消耗させ、さらにはユーザーにとってさらに適切なコンテンツが見つかりにくくなる可能性もあります。下の例では、過去 30 日間にアクセスがあったダッシュボード (オレンジ色) は 3 つだけです。Tableau Server インサイトで TS Content を使用します。注: Tableau Cloud 管理者インサイトには 90 日間のデータが含まれています。Tableau Cloud の場合は、TS イベントを使用して、過去 90 日間と 30 日間でアクセスされたビューを測定する必要があります。
- アクセスのイベント数と比較して、ワークブックのオーディエンス規模はどのようになっているか? (毎月) — 新しいコンテンツのユースケースを把握する場合、個々のワークブックのオーディエンス規模を見積もる必要があります。利用者の個別のカウントとアクセスのイベント数を比較すると、コンテンツのインパクトを理解することができます。下の例では、左下 (オーディエンス少/トラフィック低) のコンテンツを見直し、不要になったのであれば削除する必要があります。Tableau Server インサイトおよび Tableau Cloud 管理者インサイトの両方で TS Events を使用します。
- アクセスのイベント数と比較して、データソースのオーディエンス規模はどのようになっているか? (毎月) — 上の例と同様に、新しいコンテンツのユースケースを把握する場合、個々のデータソースのオーディエンス規模を見積もる必要があります。利用者の個別のカウントとアクセスのイベント数を比較すると、コンテンツのインパクトを理解することができます。下の例では、左下 (オーディエンス少/トラフィック低) のコンテンツを見直し、不要になったのであれば削除する必要があります。Tableau Server インサイトおよび Tableau Cloud 管理者インサイトの両方で TS Events を使用します。
- コンテンツを作成/所有しているのは誰か? (毎月) — コンテンツを作成し共有するユーザーは、モダン分析に対する組織のビジョンを実現している人々でもあります。Tableau にパブリッシュしているユーザーを知るには、プロジェクトやワークブック、そして認証済みデータソースと未認証データソースで、所有者を調べてください。Tableau Server インサイトおよび Tableau Cloud 管理者インサイトの両方で TS Users を使用します。