Tableau のユーザーエンゲージメントとユーザー利用の評価
このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。
Tableau は組織全体であらゆるスキルレベルのユーザーに広く導入されるため、管理者は、作成され利用されるコンテンツが見つかる状態にあり、新しく、オーディエンスにとって適切なものであるようにする必要があります。そのために、管理者はユーザーエンゲージメントとユーザー利用を評価しなければなりません。
評価を行うと、導入環境を規模に応じて運用し発展させるのに役立ちます。また、コンテンツを作成したり利用したりするユーザーの行動、品質、パブリッシュされたダッシュボードとデータソースの妥当性、認証済みコンテンツとサンドボックスコンテンツの利用状況の違いを理解する助けにもなります。コンテンツが利用されていない場合には、それを突き止め、適切な次のステップをとり、アーカイブまたは削除することができます。
ベスト プラクティスの推奨情報:
Tableau のユーザーエンゲージメントおよびユーザー利用の評価データと Tableau の監視データを組み合わせて新しい振る舞いを把握し、それらのインサイトを社内の Tableau アクティビティ (管理者、ユーザー、およびチャンピオングループのミーティング) に取り入れることで、さらにデータに基づいた組織になるという目標に向けて進めていきます。
たとえば、パブリッシュされたデータソースの数が少なく、そのいずれも認証されていないことが分かった場合は、次のユーザーグループミーティングで、ユースケースの特定、オーディエンスサイズに基づいたパブリッシュの優先付け、また、組織のベストプラクティスチェックリストを使用したデータソースの認証に関するセッションを追加することで、データキュレーションの新たなスキルを身につけていくことができます。
現在の使用状況と今後の成長を確実に検討するには、データソース、ワークブックコンテンツ、ユーザーと、システムのパフォーマンス、スケーラビリティ、サイジングの間にある関係を理解しましょう。プラットフォームの新しいユーザーとユースケースの計画には、Tableau Server 管理者と Tableau サイト管理者/プロジェクトリーダー、または Tableau Cloud サイト管理者とプロジェクトリーダーの間のオープンなコミュニケーションが必要です。次の点を考慮に入れてください。
- チームやユーザーのグループには、そこで知られているさまざまなデータソースがあります。そのデータソースを明らかにして、パブリッシュされたデータソースとしてユーザー向けに準備するか、ワークブックに埋め込むことができます。
- パブリッシュされたデータソースも埋め込まれたデータソースも、ダッシュボードの作成で使用されます。
- ダッシュボードには、それを見る必要がある特定のオーディエンス (ユーザーのグループ) がいます。
- 特に Tableau Server については、ユーザーエンゲージメントにより Server のスケーラビリティとサイジングに関する意思決定が促され、予算計画と調達要求に沿ってハードウェア要件が定義されます。Tableau Cloud はホスティング型の分析ソリューションであるため、スケーリングは Tableau が管理します。