データ モデルの表示を使用して、データ ソースを理解する
データ モデルの表示を使用すると、Viz のコンテキスト内でデータ ソースの構造を確認できます。テーブルがどのように関連しているかを確認するために Viz とデータ ソース タブを切り替えるのではなく、シート タブでダイアログを開くことができます。計算エディターと同様に、このダイアログを開いたまま Viz を操作できます。
データ モデルの表示をオンにする
データ モデルの表示ダイアログにアクセスするには、[ワークシート] メニューから [View Data Model (データ モデルの表示)] を選択します。
Viz の作成中に、視覚的な補助としてアクティブなデータ ソースのデータ モデルを表示するダイアログが表示されます。
と [Hide Unused Tables (使用されていないテーブルを非表示にする)] をオンにした状態で Viiz でフィールドを追加および削除すると、データ モデルの表示の図が自動的に更新されます。この機能は、複数のベース テーブルを持つデータ ソースでフィールド レベルの関連性を理解する(新しいウィンドウでリンクが開く)際に特に役に立ちます。
データ モデルの表示では現在、各テーブルに属するフィールドが表示されないため、この機能を使用する際は、フォルダーごとではなくテーブルごとに(新しいウィンドウでリンクが開く)データ ペインを整理すると便利です。
データ モデルの表示は読み取り専用であるため、データ モデルの詳細 (関係句や関係のパフォーマンス オプション設定、またはテーブルの基になる物理レイヤーなど) を調査することはできません。これらの詳細は、[データ ソース] タブでのみ確認できます。
複数のデータ ソースの使用
データ モデルの表示では、アクティブなデータ ソースが表示されます。どのデータ ソースがアクティブと見なされるかは、Viz にフィールドがあるかどうかによって決まります。
- シート タブで少なくとも 1 つのフィールドが使用されている場合、データ ペインでどのデータ ソースが選択されているかに関係なく、ダイアログには常にそのデータ ソースが表示されます。
- アクティブなデータ ブレンドを含むキューブ データ ソースまたはワークシートの場合、データ モデルを表示することはできません。
- シート タブが空の場合、データ モデルの表示ダイアログには、データ ペインで選択されたデータ ソースが表示されます。データ ソースを切り替えると、各データ モデルを順番に表示できます。
- 複数のデータ ソースを含むマップ レイヤーがある場合、どのマップ レイヤーがアクティブであるかによって、どのデータ ソースがアクティブになるかが決まります。
使用されていないテーブルを非表示にする
[Hide Unused Tables (使用されていないテーブルを非表示にする)] のトグルを使って、データ ソース全体を表示するか、Viz で使用されているテーブルのみを表示する縮小版を表示するかを切り替えることができます。このコンテキストでは、使用中のテーブルは次のいずれかを指します。
- Viz にフィールドがある
- Viz で使用される直接的な関連を持たないフィールドを、テーブルから関連付けるためのパススルー テーブルである
この場合、Viz は 2 つのフィールドで構成されます。1 つは在庫テーブルからのフィールドで、もう 1 つは サブカテゴリ テーブルからのフィールドです。[Hide Unused Tables (使用されていないテーブルを非表示にする)] がオンになっているときに製品テーブルが表示されているのは、在庫テーブルとサブカテゴリ テーブルのどちらも製品に関連しているものの、両テーブルが直接関連しているわけではないためです。製品はパススルー テーブルであり、データ モデルの図に必要なものです。
注: 使用されていないテーブルを非表示にする機能は、空のワークシートでは使用できません。