クレジット消費量の表示
注: 2025 年 10 月以降、Tableau の AI では、AI の使用時に Einstein Request クレジットが消費されなくなります。Data Cloud サービスなどの他のサービスでは、引き続き他のタイプのクレジットが消費される可能性があります。詳細は、「Einstein リクエストと Flex クレジットのレート カードの更新に関する FAQ(新しいウィンドウでリンクが開く)」(英語) を参照してください。
Tableau で生成 AI 機能を使用している場合、Einstein のデータ収集および保存 (監査証跡とも呼ばれます) 機能を使用していると、Data Cloud クレジットが消費される可能性があります。この機能の詳細については、Salesforce ヘルプの「生成 AI 監査およびフィードバック データ(新しいウィンドウでリンクが開く)」を参照してください。
Tableau で生成 AI の機能を使用すると、Einstein Request と、場合によっては Data Cloud のクレジットを消費します。たとえば、Tableau Prep、Tableau Catalog、または Tableau Cloud Web 作成で Tableau Agent を使用して質問する場合です。
使用状況を追跡するには、次のオプションを使用できます。
Salesforce Data Cloud:
Digital Wallet を使用して、消費された Data Cloud クレジットの合計数と残りのリクエスト数を表示します。
注: Digital Wallet に Einstein リクエストの残りの数が表示される場合があります。ただし、2025 年 10 月 6 日以降、Einstein リクエストは、Tableau の AI 機能によって消費されなくなります。
事前に作成済みのダッシュボードを表示して、ユーザー数、リクエスト数、毎週のトークン使用量、機能領域別のユーザー フィードバックを確認します。
Tableau:
Data Cloud に接続して、Digital Wallet のテーブルのデータを使用してビジュアライゼーションを作成します。Tableau で Digital Wallet のデータ テーブルに接続する方法の詳細については、Salesforce ヘルプの「Tableau で Digital Wallet のデータをクエリする」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
Digital Wallet でクレジット消費量を表示する
Digital Wallet は、Salesforce 組織向けに Data Cloud で提供される無料のアカウント管理ツールです。ほぼリアルタイムのデータとツールを提供して、消費使用量を管理できるようにします。Digital Wallet のホームページでは、消費された Einstein リクエスト数と、残りの Einstein リクエスト数の概要を確認できます。詳細を掘り下げて、タイプ別、日時別の使用状況の内訳を表示することもできます。Digital Wallet の詳細については、Salesforce ヘルプの「Digital Wallet について」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
パーミッション
Salesforce 組織で Digital Wallet にアクセスするには、[消費量を表示する] パーミッションが割り当てられている必要があります。ユーザー プロファイルが [システム管理者] の場合、このパーミッションは既定で有効になっており、[Digital Wallet 消費量カード] にアクセスして、クレジットの消費使用量を表示できます。
システム管理者は、[消費量を表示する] パーミッションをカスタムのパーミッション セットへ追加することができます。その後、そのパーミッション セットをさまざまなプロファイルや個々のユーザーに適用できます。カスタムのパーミッションの詳細については、 Salesforce ヘルプの「カスタムのパーミッション」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
[消費量を表示する] パーミッションを [ユーザー プロファイル] に追加することにより、そのプロファイル タイプを持つすべてのユーザーにアクセス権を付与することもできます。Digital Wallet のパーミッションの詳細については、Salesforce ヘルプの「Digital Wallet のパーミッション」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
ユーザー プロファイルに対してこのパーミッションを有効にするには、次の手順を実行します。
Salesforce 組織で、右上隅にある [設定]
アイコンを選択します。ドロップダウン メニューから [設定] を選択します。
クイック検索ボックスに「ユーザー」と入力し、検索結果から [プロファイル] を選択します。
[プロファイル] ページで、[消費量を表示する] パーミッションを付与するユーザー種別の [プロファイル名] を選択します。[プロファイル名] をクリックし、そのプロファイルを持つすべてのユーザーに対するパーミッションを開いて編集します。
ユーザーの [プロファイル] ページで [システム] セクションまで下にスクロールし、[システム パーミッション] を選択します。
[システム パーミッション] ページで [編集] をクリックします。
[消費量を表示する] パーミッションまで下にスクロールし、[有効] チェックボックスを選択します。[保存] をクリックします。
Digital Wallet を表示する
アプリ ランチャーの [消費量カード] を使用すると、Salesforce 組織の Digital Wallet に移動できます。Digital Wallet へのアクセスの詳細については、Salesforce ヘルプの「Digital Wallet へのアクセス」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
Salesforce 組織の右上隅にある App Launcher をクリックします。
検索ボックスに「消費量カード」と入力し、検索結果から選択します。
事前に作成済みのダッシュボードで消費使用量を監視する
[Einstein 生成 AI とフィードバックの] ダッシュボードを使用すると、Tableau 生成 AI 機能の使用状況を監視できます。毎週のリクエスト数、ユーザー エンゲージメント、ユーザー フィードバック、トークン消費量を表示および分析できます。
このダッシュボードにアクセスして使用するには、まず Salesforce 組織で [Einstein 生成 AI のデータ収集と保存] を有効にする必要があります。Salesforce 組織で Einstein 生成 AI のデータ収集と保存を有効にする方法の詳細については、Salesforce ヘルプの「Salesforce 組織の設定」(新しいウィンドウでリンクが開く)と「Einstein 生成 AI のデータ収集と保存を有効にする」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
注: ダッシュボードに結果が何も表示されない場合は、Tableau の AI サイトの設定を調べ、Salesforce 組織にサインインしていること、Tableau Cloud Web 作成、Tableau Prep、または Tableau Catalog に対して Tableau の AI が有効になっていることを確認してください。「Tableau の AI を設定する」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。結果は 24 時間以内に表示されます。
Data Cloud で監査とフィードバックのダッシュボードを表示するには、次の手順を実行します。
Salesforce 組織で [App Launcher] をクリックし、検索フィールドに「Data Clould」と入力します。
Data Cloud で、右上のドロップダウンを選択し、一覧から [ダッシュボード] を選択します。
ダッシュボードで、左側のペインの [フォルダー] で [すべてのフォルダー] をクリックします。
検索ボックスに「Einstein」と入力します。
[Einstein 生成 AI の監査とフィードバック] をクリックします。
[Einstein 生成 AI の監査とフィードバック] フォルダーで [Einstein 生成 AI の監査とフィードバックのデータ] をクリックします。
ダッシュボードが開き、[最近] の一覧に追加されます。