Tableau Server コンピューターの更新に関するベスト プラクティス

このトピックでは、Tableau Server を実行しているコンピューターでマイナー バージョンのアップグレードまたはパッチを実行する手順について説明します。

重要: オペレーティング システムや Linux システム カーネルのメジャー バージョンの更新 (たとえば、Windows 2019 から Windows 2022、 など) は、ブルー/グリーンのガイドラインに従って実行する必要があります。Tableau Server をすでに実行しているマシンでは、メジャー バージョンのアップグレードを直接実行しないでください。以下の手順に従っても、Tableau Server は起動しても不安定な状態になります。ブルー/グリーン更新の詳細については、Tableau Server のアップグレードにブルー/グリーン アプローチを使用するを参照してください。

Tableau Server を実行しているコンピューターでオペレーティング システムまたは Linux カーネルのマイナー バージョンの更新またはパッチを実行するには、次の手順を実行します。

  1. TSM を使用して Tableau Server を停止します。

    コマンド プロンプトで tsm stop と入力し、すべてのサービスが完全に停止するまで待ちます。

  2. スクリプト stop-administrative-services を実行して TSM 管理サービスを停止します。既定では次の場所にあります。

    C:\Program Files\Tableau\Tableau Server\packages\scripts.<Build number>\stop-administrative-services.cmd

  3. クラスター内のすべてのノードに対して、IT チームまたはオペレーティング システムのベンダーの指示に従ってオペレーティング システムにパッチを適用します。

  4. パッチを適用するためにオペレーティング システムの再起動が必要な場合は、Tableau Server を再起動する前に、Tableau Server クラスター内のすべてのホストの再起動が完了していることを確認してください。

  5. TSM を使用して Tableau Server を起動します。

    コマンド プロンプトで tsm start と入力し、すべてのサービスが完全に開始するまで待ちます。