マルチノード アップグレード -- アップグレード スクリプトの実行
アップグレード スクリプトの実行
クラスター内のすべてのノードに新しいバージョンをインストールしたら、最初のノードでアップグレード スクリプトを実行しします。Tableau Server が実行中の場合、それを中止するようスクリプトにより通知がされます。アップグレード スクリプトを実行するには、Tableau Server を停止する必要があります。
最後のセットアップ画面がまだ開いている場合は、[アップグレード スクリプトを自動的に起動する] を選択すると、コマンド ペインが開いてスクリプトを実行できます。あるいは、コマンド プロンプトから直接スクリプトを実行できます。
注: バージョン 2020.4.0 以降、アップグレード スクリプトが失敗した場合、失敗の詳細がコマンド ウィンドウに表示されるので、もう一度スクリプトを実行してアップグレードを試みることができます。スクリプトは失敗した時点で再起動します。これにより時間を節約でき、アップグレードが失敗した場合でもすぐにステップを開始できます。詳細については、2020.4.0 以降でアップグレードが失敗するを参照してください。
アップグレード スクリプトをセットアップ プログラムから実行する方法。
[アップグレード スクリプトを自動的に起動する] を選択し、[OK] をクリックします。
コマンド ウィンドウが開いてスクリプトが実行されます。ローカル管理者権限を持つユーザーとしてログインしているため、スクリプトはお使いの認証資格情報を使用して実行されます。プロンプトが表示される場合は、パスワードを入力します。
[OK] をクリックすると、[セットアップ プログラム] ダイアログが閉じます。アップグレード スクリプトを自動的に起動するオプションをオフにした場合は、コマンド ラインから手動でスクリプトを実行する必要があります。
アップグレード スクリプトをコマンド プロンプトから実行するには、
管理者としてコマンド プロンプトを開きます。
セットアップ プログラムによって新しいインストールのパスが更新されるため、新しいコマンド ウィンドウを開く必要があります。
インストールしたばかりの新しいバージョンの scripts ディレクトリに移動します。
既定のディレクトリは次のとおりです。
C:\Program Files\Tableau\Tableau Server\packages\scripts.<version_code>\
アップグレード スクリプトを実行します。
upgrade-tsm
ローカル管理者権限を持つユーザーとしてログインしているため、スクリプトはお使いの認証資格情報を使用して実行されます。プロンプトが表示される場合は、パスワードを入力します。
--username
および--password
オプションを使用して別のユーザーおよびパスワードを指定できます。upgrade-tsm スクリプトのすべてのオプションを参照するには、
-h
オプションを使用します。upgrade-tsm -h
アップグレード スクリプトは完了するまでしばらく時間がかかります。
アップグレード スクリプトが完了したら、Tableau Server を起動します。これは TSM Web UI、またはコマンド プロンプトから実行可能です。
TSM で、[Tableau Server が停止しています]、および [Tableau Server の起動] をクリックします。
コマンド プロンプト:
- 管理者として新しいコマンド プロンプトを開きます。
以下のコマンドを入力します。
tsm start