埋め込み SQL 認証資格情報の擬装
ビューをパブリッシュするユーザーに SQL Server アカウントの認証資格情報をビューに埋め込ませることによって、擬装を行うこともできます。Tableau Server はどのような種類のアカウントでも実行できますが、パブリッシャーが指定したこのような認証資格情報を使用してデータベースに接続します。
擬装を処理するアカウントを Active Directory (AD) アカウントにできない場合や、ワークブックのパブリッシャーに SQL Server の潜在的に高いパーミッション レベルを持つアカウントを与えてもかまわない場合には、この方法が適しています。
この方法を使用するには、Tableau Server のサーバーの [設定] ページで [埋め込み認証資格情報] が有効である必要があります。

ワークブックのパブリッシャーの SQL アカウントで偽装を行うには
- Tableau Desktop でワークブックを作成します。データ接続を作成するときは、[特定のユーザー名とパスワードを使用する] を選択して、ワークブックから SQL Server データベースへのライブ接続を行います。  
- ワークブックを Tableau Server にパブリッシュします ([サーバー] > [ワークブックのパブリッシュ])。 
- [パブリッシュ] ダイアログ ボックスで [認証] をクリックし、[認証] ダイアログ ボックスでドロップダウン リストから [埋め込みパスワード経由での偽装] を選択します。  
- [OK] をクリックします。 
- Tableau Server にユーザーとしてサインインして、接続をテストします。ビューをクリックしたときに、データベースの認証資格情報が要求されず、そのユーザーへの表示が許可されているデータのみが表示される必要があります。 
