非アクティブなワークブックとデータ ソースの抽出更新を自動的に一時停止する

リソ―スを節約するために、非アクティブなワークブックとパブリッシュされたデータ ソースの抽出更新を自動的に一時停止することができます。この機能は、週 1 回以上の頻度で行われる完全抽出更新に適用されます。増分更新および頻度が週 1 回未満の更新は影響を受けません。

注: データ ソースの抽出更新の自動一時停止は、Tableau Server バージョン 2023.3 からサポートされています。

注: データ ソースの抽出更新の自動一時停止は、Tableau Cloud 2023 年 7 月リリースからサポートされています。

ワークブックで以下のイベントのいずれかが発生した場合、ワークブックの非アクティブ カウントダウン タイマーがリセットされます:

  • ワークブック シートの表示
  • ワークブックにデータ ドリブン アラートまたはサブスクリプションが設定されている
  • ワークブックのダウンロード
  • ワークブックの場所の移動または所有者の変更

パブリッシュされたデータ ソースの場合、データ ソースからデータをフェッチするイベントが発生すると、非アクティブ カウントダウン タイマーがリセットされます。これらのイベントには以下が含まれます。

  • データ ソースに接続されているワークブック ビューの読み込み
  • データ ソースの [データに聞く] ページへのアクセス
  • Tableau Desktop からデータ ソースへの接続

機能の構成

  1. Tableau Server にサーバー管理者としてサインインします。

  2. サイトの [設定] ページの [全般] タブに移動します。

    • サイトが 1 つの場合は、ブラウザー ウィンドウの上部にある [設定] をクリックしてから、[全般] をクリックします。
    • 複数のサイトがある場合は、構成するサイトを選択してから、[設定] をクリックし、[全般] をクリックします。
  3. [全般] ページで、次の手順を実行します。

    • [Automatically Suspend Extract Refresh Tasks (抽出更新タスクを自動的に一時停止する)] で、[Automatically suspend extract refresh tasks for inactive workbooks and datasources (非アクティブなワークブックとデータ ソースの抽出更新タスクを自動的に一時停止する)] チェック ボックスをオンにします。
    • 抽出更新タスクを一時停止する前に、ワークブックを非アクティブにする日数 (7 ~ 100 日) を指定します。デフォルトは 32 日です。

    • [保存] をクリックします。

通知

抽出更新スケジュールが一時停止される 3 日前に、メール通知が送信されます。

抽出更新スケジュールが一時停止されると、別のメール通知が送信されます。

一時停止された抽出更新の再開

一時停止された抽出更新は、誰かがワークブックを使用すると自動的に再開されるわけではありません。サーバー管理者またはサイト管理者が手動で再開する必要があります。

一時停止された抽出更新を表示および再開するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者としてサイトにサインインし、[タスク] をクリックします。
  2. [抽出更新] タブをクリックします。
  3. 1 つまたは複数のアイテムを選択します。
  4. [アクション] メニューで、[再開] を選択します。