Intuit QuickBooks Online 向け OAuth の設定
このトピックでは、OAuth 認証用に Intuit QuickBooks Online データ ソースを設定する方法を説明します。各Tableau Serverインスタンスでこれらのステップを実行します。
QuickBooks Online 向け OAuth の設定は、次のタスクで構成されています。
Intuit 開発者プラットフォームで [接続アプリ] を作成します。
[接続アプリ] の一部として取得した情報を使用してサーバーを構成します。
- (オプション) サイト固有の OAuth を構成します。
ステップ 1: Intuit アプリを作成する
Intuit 開発者アカウントにサインインし、[マイ アプリ] をクリックします。
[コーディングを開始したばかり] セクションで [API の選択] をクリックします。
[アカウント] を選択し、[アプリの作成] をクリックします。
[アプリの送信準備を整える] セクションで、リンクをクリックして本番キーを取得します。
重要:開発キーではなく、本番キーを使用する必要があります。
アプリ トークン、OAuth コンシューマー キー、OAuth コンシューマー シークレットをコピーします。
ステップ 2: Intuit QuickBooks Online 用に Tableau Server を構成する
Tableau Server コンピューターで bash シェルを開き、以下のコマンドを実行します。
tsm configuration set -k oauth.quickbooks.oauth_callback_uri -v http://YOUR-SERVER/auth/add_oauth_token
tsm configuration set -k oauth.quickbooks.consumer_key -v <your_consumer_key>
tsm configuration set -k oauth.quickbooks.consumer_secret -v <your_consumer_secret>
tsm pending-changes apply
保留中の変更にサーバーの再起動が必要な場合は、
pending-changes apply
コマンドの実行時に、再起動が行われることを知らせるメッセージが表示されます。このメッセージはサーバーが停止していても表示されますが、その場合には再起動は行われません。--ignore-prompt
オプションを使用してメッセージが表示されないようにできますが、そのようにしても再起動に関する動作が変わることはありません。変更に再起動が必要ない場合は、メッセージなしで変更が適用されます。詳細については、tsm pending-changes applyを参照してください。
アクセス トークンの管理
QuickBooks Online データ ソースに対して抽出の更新ジョブを実行すると、Tableau Server はアクセス トークンの更新を試みます。アクセス トークンの有効期限が切れていないことを確認するため、1 か月に 2 回以上抽出の更新ジョブを実行します。そうでない場合、QuickBooks Online のアクセス トークンの有効期限が切れ、抽出の更新ジョブが失敗します。アクセス トークンの有効期限が切れている場合、[設定] ページから保存済みの認証資格情報を編集できます。
保存されている認証資格情報は、一元的に、またはユーザーによって管理できます。詳細については、保存済みアクセス トークンの許可を参照してください。