Tableau Server リポジトリ
Tableau Server リポジトリは、サーバー データを格納するデータベースです。このデータには、Tableau Server のユーザー、グループとグループ割り当て、パーミッション、プロジェクト、データ ソース、ワークブック、抽出のメタデータと更新に関する情報が含まれています。
リポジトリは PostgreSQL リポジトリまたはデータベースとも呼ばれます。
プロセス | リポジトリ |
ステータス | リポジトリのステータスは [ステータス] ページに表示されます。詳細については、サーバー プロセス ステータスの表示を参照してください。 |
ロギング | リポジトリが生成したログは にあります。詳細については、Tableau Server ログとログ ファイルの場所を参照してください。 |
優先するアクティブなリポジトリ
Tableau Server を構成するとき、優先アクティブ リポジトリとしてノードを指定することができます。Tableau Server がリポジトリ フェールオーバー用に構成されている場合、この優先アクティブ リポジトリ ノードがアクティブ リポジトリ用に使用されます。このステップはオプションです。優先アクティブ リポジトリ ノードを指定しない場合、Tableau Server は起動時にアクティブ リポジトリ ノードを選択します。
優先アクティブ リポジトリを構成するには、tsm configuration set
コマンドを使用して、pgsql.preferred_host
オプションを次のように構成します。
tsm configuration set -k pgsql.preferred_host -v "<host_name>"
注: host_name
は大文字と小文字が区別され、tsm status -v
の出力に表示されるノード名と一致する必要があります。
Tableau Server が起動時に特定のノードを選択するようにする場合は、優先するアクティブなリポジトリを設定します。アクティブなリポジトリ (たとえば、ディスク容量やメモリの大きいコンピューター) に特定のサーバーを使用する場合や、カスタムの管理ビューを使用している場合、この操作が必要となる場合があります。カスタム管理ビューには、ビューを作成したリポジトリを参照する接続情報が埋め込まれています。Tableau Server リポジトリへの接続の詳細については、Tableau Server リポジトリでデータを収集するを参照してください。
failoverrepository コマンド
フェールオーバーが発生し、パッシブ リポジトリがアクティブなリポジトリになった場合、そのリポジトリは Tableau Server を再起動するか、tsm topology failover-repository
コマンドを使用して元に戻すまでアクティブなままとなります。アクティブにしたいリポジトリを選択するか、優先するアクティブなリポジトリ (設定している場合) を指定するともう一度アクティブになります。詳細については、tsm topology failover-repositoryを参照してください。