gatewaySettings エンティティ
Tableau Server コンピューターのゲートウェイの設定を構成する必要があります。
下記の構成ファイル テンプレートを使用して json ファイルを作成してください。オプションに適切な値を指定したら、次のコマンドを実行して json ファイルを渡し、設定を適用します。
tsm settings import -f /path/to/file.json
tsm pending-changes apply
保留中の変更にサーバーの再起動が必要な場合は、pending-changes apply
コマンドの実行時に、再起動が行われることを知らせるメッセージが表示されます。このメッセージはサーバーが停止していても表示されますが、その場合には再起動は行われません。--ignore-prompt
オプションを使用してメッセージが表示されないようにできますが、そのようにしても再起動に関する動作が変わることはありません。変更に再起動が必要ない場合は、メッセージなしで変更が適用されます。詳細については、tsm pending-changes applyを参照してください。
ゲートウェイの設定
下記のテンプレートのゲートウェイ設定は Tableau Server の HTTP 設定を指定します。SSL/TLS の使用をお勧めします。Tableau Server は SSL/TLS に ポート 443 を使用するようにハードコードされています。そのため、SSL を有効にしている場合は、gatewaySettings エンティティを更新する必要はありません。
構成テンプレート
このテンプレートを使用してゲートウェイの設定を構成します。
重要: エンティティ オプションは、すべて大文字と小文字を区別します。
構成ファイル、エンティティ、およびキーの詳細については、構成ファイルの例を参照してください。
{ "configEntities": { "gatewaySettings": { "_type": "gatewaySettingsType", "port": 80, "sslRedirectEnabled": true, "publicHost": "localhost" } } }
構成ファイル リファレンス
次の表には、"gatewaySettings"
エンティティ セットに含めることができるすべてのオプションが示されています。
- _type
必須。
値:
"gatewaySettingsType"
変更しないでください。
- port
HTTP ポートを指定します。既定は、ポート 80 です。
- sslRedirectEnabled
オプション:
true
またはfalse
。
- publicHost
http/s サービスにホスト名を指定します。
- trustedIPs
Tableau Server と通信する信頼できる IP アドレスを指定します。信頼できる IP アドレスにはアップストリームのプロキシ サーバーと Tableau Server との信頼できる認証に使用されるサーバーが含まれます。Tableau Server のプロキシとロード バランサーの設定およびTableau Server への信頼できる IP アドレスまたはホスト名の追加を参照してください。
Tableau Server をクラスタ内で実行している場合は、クラスタ内のその他すべてのノードが、このエンティティが更新する対応する構成ファイルに自動的に含まれます。つまり、
trustedIPs
に新しい値を指定した場合、その値に他のノードの IP アドレスも含めなくてはなりません。このオプションは、各 IP またはホストを引用符で囲み、コンマ (スペースなし) で区切り、括弧内で囲む必要がある文字列のリストを受け取ります。たとえば:
["192.168.1.101","192.168.1.102","192.168.1.103"]
や["webserv1","webserv2","webserv3"]
です。
- trustedHosts
Tableau Server と通信する信頼できる IP アドレスを指定します。通常、この値にはアップストリーム プロキシ サーバーのリストが含まれます。trustedHostsの値はクライアント要求対象を特定するために使用されます。
Tableau Server をクラスタ内で実行している場合は、クラスタ内のその他すべてのノードが、このエンティティが更新する対応する構成ファイルに自動的に含まれます。つまり、
trustedIPs
に新しい値を指定した場合、その値に他のノードの IP アドレスも含めなくてはなりません。このオプションは、各 IP またはホストを引用符で囲み、コンマ (スペースなし) で区切り、括弧内で囲む必要がある文字列のリストを受け取ります。たとえば:
["192.168.1.101","192.168.1.102","192.168.1.103"]
や["webserv1","webserv2","webserv3"]
です。