データ ソースのアップグレード

Tableau Desktop 8.2 以前で作成し、Microsoft Excel やテキスト ファイル データ ソースを使用するワークブックがある場合、または Excel やテキスト ファイルの従来の接続オプションを使用している場合は、ワークブック内のデータ ソースをアップグレードすることもできます。Excel およびテキスト ファイルのデータ ソースをアップグレードすることで、1.) データ解釈および 2.) Mac での互換性が向上するというメリットがあります。新しい接続を使用するために既存のワークブックのアップグレードを検討しているのであれば、以下の表を確認し、レガシーの接続タイプと既定の接続タイプとの間のデータ処理および表示方法の違いを比較してください。

ご使用のデータが特定の Jet ドライバーの機能に依存している場合、期待どおりの結果を得るためにはレガシー接続を使用する必要がある場合があります。Tableau Desktop 8.2 以前に作成され、Excel やテキスト ファイルのデータ ソースを使用するワークブックは、自動的にレガシー接続を使用します。Tableau Desktop でレガシー接続を使用する新しいワークブックを作成するには、Excel またはテキスト ファイルのデータに移動して [開く] のドロップダウン矢印をクリックし、[レガシー接続で開く] を選択します。

注:Tableau 2020.2 以降、従来の Excel 接続とテキスト接続はサポートされなくなりました。レガシー接続の使用に代わる方法については、Tableau コミュニティの「Legacy Connection Alternatives」ドキュメントを参照してください。

ファイル形式および属性

以下の表は、Excel やテキスト ファイルの種類の一部の例を示しています。既定の接続タイプを使用する際、この表を使用して Tableau に接続できます。

Excel

ご使用のデータ レガシー接続 既定の接続
.xlsb ファイル形式 .xlsb ファイル形式での Excel データへの接続を許可します。 .xlsb 形式での Excel データへの接続を許可しません。代わりに .xls または .xlsx ファイル形式での Excel データへの接続を使用できます。
Excel の組み込みの名前付き範囲 組み込みの名前付き範囲への接続を許可します。 組み込みの名前付き範囲が非表示です。
非表示のシート 非表示のシート内の表への接続を許可します。 非表示のシート内の表を非表示にします。
非表示のシート 極めて非表示 (Very hidden) のシート。 極めて非表示 (Very hidden) のシート内の表を非表示にします。
グラフを含む表 Excel のグラフを含む表への接続を許可します。ただし、表には値が含まれていません。 Excel のグラフを含む表を非表示にします。
空の表 空の表への接続を許可します。 空の表を非表示にします。
表のヘッダー 表の最初の行をヘッダーとして処理します。 表の最初の行がヘッダーかどうかを自動的に検出します。
表の幅 表の幅を 255 列に制限します。 表の幅の制約はありません。
空の列と行 空の列と行が表示されます。 値が含まれていないため、空の列と行が非表示になります。

テキスト

ご使用のデータ レガシー接続 既定の接続
ファイル名の長さ ファイル名が 64 文字を超えるファイルへの接続を許可しません。 ファイル名に長さの制約はありません。
ファイル名に複数のピリオドが含まれる ファイル名に複数のピリオドを含むファイルへの接続を許可しません。 ファイル名にピリオドの制約はありません。
ファイル内の列の数 最初の行に存在するフィールドの数を使用してファイル内の列の数を決定します。 ファイル全体をスキャンし、行のフィールドの最も一般的な数を使用してファイル内の列数を決定します。
ヘッダー行

ファイルの最初の行がヘッダーかどうか自動的には検出しません。

注: ファイルの最初の行がヘッダーであることを手動で指定できます。

ファイルの最初の行がヘッダーかどうか自動的に検出します。

注: 検出は手動で無効にすることができます。

空の列 空の列が表示されます。 値が含まれていないため、空の列が非表示になっています。

文字と書式

以下の表は、レガシー接続タイプや既定の接続タイプを使用する際、Excel やテキスト ファイルのデータが Tableau でどのように表示されるかの例を示します。

Excel

ご使用のデータ レガシー接続 既定の接続
フィールド名の文字数 フィールド名は 64 文字に切り捨てられます。 フィールド名の文字数に制約はありません。
フィールド名に含まれる特殊文字 フィールド名に特殊文字は使用できません。たとえば、引用符やピリオドなどの特殊文字は番号記号に変換されます。角括弧は丸括弧に変換されます。 フィールド名に特殊文字を使用できます。
フィールド名の先頭と末尾のスペース フィールド名の先頭と末尾にスペースを使用できます。 フィールド名に含まれる先頭と末尾のスペースは、列名から自動的に削除されます。
重複するフィールド名

フィールド名が重複する場合、フィールド名にインデックス番号が付加されます。

たとえば、「Test Scores1」のようになります。

フィールド名が重複する場合、フィールド名にスペースとインデックス番号が 1 つずつ追加されます。

たとえば、「Test Scores 1」のようになります。

Excel のセルの書式設定 Excel のセルの書式設定オプションを使用したセルの書式設定をサポートします。 Excel の [セルの書式設定] オプションを使用したセルの書式設定はサポートされていません。
通貨の値と精度 通貨の値を含むフィールドは、最大 4 桁の精度で表現されます。 通貨の値の全精度が表示されます。

テキスト

ご使用のデータ レガシー接続 既定の接続
ファイル名に含まれる特殊文字

ファイル名には特殊文字を使用できません。

たとえば、ピリオドなどの特殊文字は番号記号に変換されます。

特殊文字が許可されます。
ヘッダー フィールド名の文字 ヘッダー フィールド名から先頭のスペースを自動的に削除します。 ヘッダーフィールド名から先頭と末尾のスペースを自動的に削除します。
フィールド区切り

フィールド区切りとしてコンマのみ認識します。

注: 検出は手動で無効にすることができます。

フィールドの区切りを自動的に検出します。

注: 検出は手動で無効にすることができます。

引用符で囲まれたテキスト テキスト値を囲むのに使用される引用符は表示されたままになります。 テキスト値を囲むのに使用される引用符が自動的に非表示になります。
ANSI と OEM のコード ページ ANSI と OEM のコード ページがサポートされます。 ANSI と OEM のコードページがクロスプラットフォームの互換性を持つように自動的に変換されます。
BOM コード ページ BOM コード ページが一貫性なくサポートされます。 BOM コード ページをサポートします。

データ型の検出

以下の表は、レガシー接続タイプや既定の接続タイプを使用する際、Tableau でデータ型がどのように検出され、特定の値がどのように表示されるかの例を示します。

Excel

データ型の検出 レガシー接続 既定の接続

列のデータ型は、先頭の 8 行で決定されます。

 

注: 表内の列のデータ型が決定されると、それを変更することはできません。

列のデータ型は、先頭の 10000 行の 95% で決定されます。

 

注: 検出は手動で無効にすることができます。

時間のない日付値 日付値には、datetime データ型が割り当てられます。 時間のない日付値には、date データ型が割り当てられます。時間を含む日付値には、datetime データ型が割り当てられます。
数値 すべての数値は実数として表されます。 小数点のない数値は整数として表されます。
null 値 列に null のセルが含まれている場合、列のデータ型は自動的に文字列データ型として指定されます。 null のセルはデータ型の検出には影響を与えません。
参照エラーまたは空のセル 列に参照エラーや空のセルのあるセルが含まれている場合、列全体が文字列データ型として解釈されます。 参照エラーや値のないセルはデータ型の検出には影響を与えません。
データ型の検出のオーバーライド 表内の列のデータ型が決定されると、それを変更することはできません。 列のデータ型は、自動検出後に変更できます。
時間値の精度 時間値の最小の測定値は完全な秒です。 時間値の最小の測定は不完全な秒です。
DecimalSymbol と CurrencyDecimalSymbol の schema.ini 値 DecimalSymbol と CurrencyDecimalSymbol の両方の schema.ini の値が認識されます。 DecimalSymbol と CurrencyDecimalSymbol の scheam.ini の値が認識されます。ただし、両方の値が使用される場合、DecimalSymbol が優先されます。
テキストとして書式設定されたセル セルが Excel で [セルの書式設定] オプションを使用してテキストとして書式設定されている場合、列のデータ型は文字列データ型として検出されます。 Excel の [セルの書式設定] オプションを使用したセルの書式設定はサポートされていません。

テキスト

データ型の検出 レガシー接続 既定の接続 (8.2 以降)
列のデータ型は、先頭の 25 行で決定されます。 列のデータ型は、先頭の 1024 行で決定されます。
ブール値 (True/False) の値 ブール値には、文字列データ型が割り当てられます。 ブール値には、ブール値データ型が割り当てられます。
null になる値 セル内のスペースは、引用符で囲まれているかどうかに関わらず null 値として扱われます。null 値を持つ列は、文字列データ型として検出されます。 行内の 2 つのフィールド区切りは null 値として扱われます。null 値はデータ型の検出時には無視されます。

データ ソース接続のプロパティ

以下の表は、レガシー接続タイプや既定の接続タイプを使用する際、Tableau におけるデータ ソース接続プロパティの違いの例を示します。

プロパティ レガシー接続 既定の接続
カスタム SQL カスタム SQL が許可されます。 カスタム SQL の使用を許可しません。
結合タイプ 左結合、右結合、内部結合タイプを許可します。 左結合、右結合、内部結合、および完全外部結合タイプを許可します。
結合演算子 等しい (=)、より大きい (>)、以上 (>=)、より小さい (<)、以下 (<=)、および等しくない (<>) の結合演算子を許可します。 等しい (=) 結合演算子を許可します。
ありがとうございます!