Tableau Server へのアップロード時間の減少

ワークブックを作成してパフォーマンス記録を分析し、速度が最適化されていることを確認しました。これで、ワークブックを Tableau Server にパブリッシュする準備が整いました。常に Tableau Server へのアップロードの回数を減らすことはできるとはかぎりませんが、いくつか留意事項があります。

パッケージド ワークブックのパブリッシュの回避

ワークブック (.twb ファイル) とデータ ソースを一緒にパッケージドワークブック (.twbx ファイル) としてパブリッシュするのではなく、別々にパブリッシュするのがベスト プラクティスです。このようにしても、一緒にパブリッシュする場合より、ワークブックとデータ ソースの初回アップロードは高速になりませんが、ワークブックの再パブリッシュが高速になり (データ ソースは再パブリッシュする必要がない場合)、新しいワークブックのデータ ソースをオンラインで利用できます。抽出であるデータ ソースについては、自動更新をスケジュール化することもできます。

抽出を小さくする

Tableau 抽出については、抽出を小さくすることでアップロードを高速化できます。抽出を作成する場合、次の点を考慮します。

  • 使用していないフィールドを抽出から削除する。

  • サンプリングおよびフィルターリングにより抽出を小さくする。

  • 表示可能なディメンションのデータを集計する。

関連項目

データの抽出

データ ソースのパブリッシュ