不明な場所またはあいまいな場所の編集

場合によっては、データ内の場所の名前の一部を Tableau が認識しないことがあります。このような場合、それらの値はマップ ビューの右下隅で不明としてマークされます。Tableau で認識されない場所や略語がある場合や、場所があいまいで複数の場所に存在する可能性があるときに起こる場合があります。

このような場合、ビューに追加情報を追加して場所を定義するか、不明な場所の名前を編集して既知の場所にマッピングすることができます。

ビューへの他のフィールドの追加

データ セットに不明な場所が含まれている場合 ("Aberdeen" など複数の州や国に表示される可能性がある)、[State (都道府県)] や [Country (国)] など別の地理的フィールドをビューに追加すると、そのデータの正しい場所が定義されます。データ ペインに階層がある場合、適切な階層レベルが自動的に使用され、場所のあいまいさが解決されます。

[特殊な値] メニューでの場所の編集

不明な場所では、スペルミスなどの問題のためにメッセージが表示される場合があります。この場合には、[特殊な値] メニューを使用して、データに含まれる不明な場所やあいまいな場所を修正することができます。これを実行する手順は以下のとおりです。 

  1. ビューの右下隅で、マップ内の不明な場所の数が記載されている [特殊な値] インジケータをクリックします。[特殊な値] メニューが開きます。
  2. [特殊な値] ダイアログ ボックスで、[場所の編集] を選択します。

注: [特殊な値] インジケータが表示されない場合、[マップ] > [場所の編集] を選択することもできます

[場所の編集] ダイアログでは、Tableau の場所で認識されない値やあいまいな値を明確にすることができます。

あいないな場所の編集

[場所の編集] ダイアログ ボックスには、認識されない場所とあいまいな場所の両方がリストされる場合があります。

一部のあいまいな場所については、データが 1 つの都道府県または国にしかわたっていない場合には値をハードコードすることで、または Tableau でその情報を参照するフィールドを指定することで、データの特定フィールドより各市区町村の [国/地域][都道府県/州] を指定して修正可能です。このオプションは、[場所の編集] ダイアログ ボックスの [地理的役割] セクションにあります。たとえば、あいまいな市区町村が複数ある場合、これらに [都道府県/州] を指定して修正できます。

[場所の編集] メニューの [国/地域] タブや [都道府県/州] タブにあいまいな場所や不明な場所がある場合、最初にこれらの場所を修正すると、市区町村など小さな地理的役割であいまいな場所がいくらか解決される場合があります。

不明な場所の編集

[場所の編集] ダイアログ ボックスで、[認識不可] セルのいずれかをクリックして不明なデータを既知の場所に一致させます。認識されないセルをクリックすると、検索ボックスが表示されます。検索ボックス内にテキストを入力するにつれ、可能性がある場所のリストが生成されます。リストから場所を選択します。

または、緯度および経度を入力して、マップ上のポイントの場所に手動で値をマッピングすることもできます。これには、認識不可のセルへの入力を開始し、ドロップダウン メニューから [緯度と経度の入力] を選択します。

注: 緯度および経度を入力する場合、10 進角で書式設定された値を入力します。たとえば、アディスアベバは緯度 9.033140、経度 38.750080 です。

リストの場所を制限する

既定では、可能性のあるすべての場所がドロップダウン メニューに表示されます。リストをデータと一致していない場所のみに制限するには、[場所の編集] ダイアログ ボックスの左下隅にある [ドロップダウン リストに一致していない場所のみを表示] オプションを選択します。

関連項目:

地理的役割の割り当て(新しいウィンドウでリンクが開く)

マップ ビューの作成において Tableau でサポートされる場所データ

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