予測のトラブルシューティング

このトピックでは、Tableau の予測機能を使用する際に生じる可能性のある問題について説明します。

NULL 予測

予測機能を使用しているときに、予測機能と互換性のない方法でビューを変更すると、NULL 予測が生じます。NULL 予測が生じていることを示す最も明らかな兆候は、ビューに予測データが表示されておらず、「予測なし」のテキストも表示されていないことです。Tableau で予測を作成できない理由を表示するには、このメッセージにカーソルを合わせてください。

もう 1 つの兆候は、[マーク] カードの [予測インジケーター] フィールドに推定値ではなく実績値が表示されていることです。

NULL 予測を診断するには、[分析] メニューから [予測の説明] ダイアログ ボックスを開いて ([分析] > [予測] > [予測の説明])、エラー メッセージを確認します。次に、解決のヒントについて予測エラーの解決を参照します。

Tableau の [予測オプション] ダイアログ ボックス ([分析] > [予測] > [予測オプション]) には、エラー メッセージも表示されます。

NILL 日付値が中央にある時系列の予測は計算できないため、データをフィルターするアクションは、明示的か暗示的かを問わず NULL 予測をトリガーする可能性があります。ツールヒントの [保持] コマンドと [除外] コマンドは、データを暗示的にフィルターできるアクションの例です。これらのコマンドは、予測が表示されているときに削除される場合もあります。たとえば、2008 年から 2012 年までの各四半期の売上に関する時系列があり、2010 年第 2 四半期の売上値を除外した場合は、時系列が変則的になるため、NULL 予測が発生します。そうではなく、2008 年第 1 四半期を除外した場合、時系列は短くなりますが、規則性は保たれます。そのため、有効な予測が依然として可能になります。