.hyper 形式への抽出のアップグレード
Tableau バージョン 2018 では、Tableau 抽出に..hyper
形式を導入し、従来の .tde
形式と置き換えました。.hyper
形式は、2018 年以降、Tableau で抽出を作成する際の標準形式となっており、抽出の大部分は..hyper
ファイルで作成されます。2023 年初頭から、Tableau は Tableau Cloud および Tableau Public での .tde
形式のサポートを終了します。詳細については、このTableau コミュニティの投稿(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
TDE 抽出ファイルのサポート終了について
2023 年以降、Tableau 抽出の .tde
形式は非推奨になります。この形式は 2018 年に .hyper
形式に置き換えられましたが、2023 年 3 月までにアップロードされたファイルには引き続き有効です。
- この変更は、2023 年 3 月時点の Tableau Cloud および Tableau Public に対して行われます。
- Tableau Server のバージョン 2023.1.0 以降、
.tde
形式のファイルのアップロードは既定で無効になっています。
既存の .tde
ファイルが存在することはごく稀です。これらのファイルは 2018 年に .hyper
形式ファイルに置き換えられていて、ファイルに対していくつかの一般的な操作を行うと、サポートされている .hyper
形式に自動的かつ恒久的に変換されるためです。詳細については、以下を参照してください。
抽出のアップグレードを引き起こすタスク
.tde 抽出の .hyper 抽出へのアップグレードは、1.) 抽出の更新 (完全または増分)、2.) 抽出へのデータの追加、3.) 手動による抽出のアップグレード、これら 3 つのタイミングで行われます。Tableau Desktop を使用して抽出がアップグレードされると、.tde 抽出が他のワークブックから参照されている場合、抽出は自動的に削除されません。
抽出のアップグレードを行うタスクの他に、Tableau Desktop の外部で実行される抽出タスクを使用したときに .tde 抽出へのアップグレードが引き起こされることがあります。これには次のタスクが含まれます。
手動更新 (Tableau Server および Tableau Cloud)
Tableau Bridge からパブリッシュされた抽出データ ソースの増分更新 (Tableau Cloud)
スケジュールされた抽出データソースの完全更新または増分更新 (Tableau Server および Tableau Cloud)
Tableau Bridge からのスケジュールされた増分抽出の更新 (Tableau Cloud)
抽出を手動でアップグレードする
抽出をローカルで管理している場合、Tableau Desktop を使用して、.tde
抽出を .hyper
抽出に手動でアップグレードすることができます。
- Tableau Desktop で、
.tde
抽出を使用するワークブックを開きます。 - [データ] メニューから抽出データ ソースを選択し、[抽出] > [アップグレード] の順に選択します。
- [ファイル] > [保存] を選択すると、ワークブックが保存され、抽出のアップグレードも完了します。