データ ソースの保存

他のワークブックと共に使用したり、同僚と共有したりするためのデータ接続を作成している場合、データ ソースをファイルにエクスポート (保存) できます。結合された表、既定のプロパティ、またはグループ、セット、計算フィールドやビニングされたフィールドなどのカスタム フィールドを [データ] ペインに追加した場合も、これを行うことをお勧めします。

注: このトピックでは、Tableau Server や Tableau Cloud にパブリッシュせずにローカルで再利用するデータ ソースを保存する方法について説明します。データ ソースをサーバーで共有する方法の詳細については、「データ ソースとワークブックのパブリッシュ」を参照してください。

ローカル データ ソースの保存オプション

データ ソースは次のいずれかの形式で保存することができます。

データ ソース (.tds) - 以下のデータ ソースへ接続するために必要な情報のみを含みます。

  • データ ソース タイプ

  • データベース サーバーのアドレス、ポート、ローカル ファイルの場所、表など、データ ソース ページで指定される接続情報

  • グループ、セット、計算フィールド、ビン

  • 数値形式、集計、並べ替え順序などの既定のフィールド プロパティ

この形式は、データ ソースを使用する全ユーザーが、接続情報で定義された、元になっているファイルまたはデータベースに対するアクセス権を持つ場合に使用されます。たとえば、あなたのコンピューター上にある CSV ファイルを基盤のデータとし、このデータを使用するのがあなただけの場合や、データをクラウド プラットフォームでホストしており、すべての同僚があなたと同じアクセス権でこのデータを使用している場合があります。

パッケージド データ ソース (.tdsx) - データ ソース (.tds) ファイルのすべての情報と、任意のローカル ファイルベースのデータまたは抽出のコピーを含みます。

パッケージド データ ソースは、単一の圧縮ファイルです。この形式は、接続情報で定義した基盤のデータへのアクセス権を持っていないユーザーとデータ ソースを共有する場合に使用します。

データ ソースを保存する

  1. ファイルとして保存したいデータに接続するワークブックを Tableau Desktop で開きます。

  2. [データ] ペインの最上部にあるデータ ソースの名前を右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) してから [保存されたデータ ソースに追加] を選択します。

  3. ファイル名を入力し、ファイル タイプ (.tds または .tdsx) を選択してから [保存] をクリックします。

データ ソースに接続する

既定では、Tableau はユーザーの Tableau リポジトリの Datasources フォルダーに .tds または .tdsx ファイルを保存します。既定の場所を使用すると、[接続] ペインのデータ ソースに接続できます。

既定以外の場所を指定する場合は、[ファイル] > [開く] を選択してファイルに移動すると、データ ソースに接続することができます。

元となるデータの場所を変更した後でのデータ ソースの更新

.tds ファイルにリファレンスが含まれているローカル データ ファイルを移動する場合、データ ソースを Tableau で開こうとすると、元のデータ ソースの場所を示すか、データ ソースを置き換えるように求められます。元のデータ ソースを置き換える場合、置換後のデータは、同じタイプ (Excel、MySQL など) である必要があります。特定のファイル パスを保存しないようにするには、データ ソースを .tdsx ファイルとして保存します。

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