サイトの Web 作成アクセスと機能の設定
Tableau Server 管理者は、パブリッシュされたビューをユーザーが Web 環境で編集し、他の Web 作成機能を構成できるかどうかを、サイト レベルで指定できます。
既定では、Web 作成機能はすべてのサイトで有効になっています。Web 編集の権限を持つユーザーは、サーバーで直接ワークブックを作成して編集できます。ユーザーに、パブリッシュされたワークブックの表示と操作を許可しながら、コア情報は変更できないように設定する場合は、Web 作成をオフにします。
以下の手順は、サイト全体に対して Web 作成および他の関連する機能を設定する方法について示しています。どのユーザーに Web 編集を許可するかの詳しい制御を行うために、プロジェクト、グループ、パーミッションを使用できます。「Web 編集、保存、およびコンテンツのダウンロード アクセスの設定」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
Web 上のフローの作成を有効にする方法については、「Web上でのフローの作成と操作」を(新しいウィンドウでリンクが開く)参照してください。
サイトに対する Web 作成をオンまたはオフにする
注: この設定は現在、Tableau Server でのみ使用できます。Web 作成はTableau Cloudで有効になっており、無効にすることはできません。
Web ブラウザーで管理者としてサーバーにサインインし、Web 作成を有効化するサイトに移動します。そのサイトで、[設定] をクリックします。
[Web 作成] セクションで、[ワークブック] を選択します。ユーザーがブラウザーでワークブックを編集して、機能を有効にすることができるようにします。
チェック ボックスをクリアし、そのサイトの Web 作成をオフにします。
サイトがすでに稼働中で、すぐに変更を有効にする場合は、サーバーを再起動します。
再起動しない場合、変更内容はサーバー セッションのキャッシュ期限が切れた後、または次回ユーザーがサインアウト後に再びサインインしたときに有効になります。
注
Web 作成を有効にする場合は、適切なワークブックまたはビューで、ユーザーまたはグループに対するパーミッション ルールが Web 編集機能を許可していることを確認します。
本番サイトで Web 作成をオフにし、最後の手順でサーバーを再起動していない場合は、ユーザーはセッション キャッシュの期限が切れるかサインアウトするまで引き続き作成アクセス権を持つ場合があります。
どのサイトで Web 作成を許可するかを確認する
どのサイトで Web 作成が許可されているかを確認するには、最上部のサイト選択メニューで [すべてのサイトを管理]、[サイト] ページの順に選択します。
クロスデータベース結合オプションの構成
クロスデータベース結合でのパフォーマンスを向上させるため、ユーザーは Hyper を使用するのではなく、接続されているライブ データベースを使用して結合を実行するよう許可できます。このオプションは高速ですが、Tableau が接続したデータベースを使用して結合を実行する場合、ユーザーが接続しているファイル データ ソースからのデータは一時的にデータベースの一時表に移されます。これによりデータが Tableau の外部に移されるため、管理者は Web 作成パーミッションを持つユーザーでこの機能へのアクセスを制限する必要があるかもしれません。
- Web ブラウザーで管理者としてサーバーにサインインし、Web 作成を有効化するサイトに移動します。そのサイトで、[設定] をクリックします。
- [クロスデータベース結合] 設定で、次のいずれかのオプションを選択します。
- [Tableau または既存のデータベースを使用] - このオプションは、ユーザーがライブ データベースを使用してクロスデータベース結合を実行するよう許可するかどうかをユーザーが選択できるようにする場合に選択します。
[Tableau のみを使用] - このオプションは、クロスデータベース結合の実行に Hyper のみを使用するようにユーザーを制限する場合に選択します。
[Tableau のみを使用] を選択すると、ユーザーがサポート対象のデータ ソースとデータベースに接続する場合、Tableau によるクロスデータベース結合の実行方法を選択するオプションがキャンバスに表示されません。この機能の詳細については、「クロスデータベース結合でのパフォーマンスの向上」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。