Tableau Cloud Manager へのサインイン
Cloud 管理者は、Tableau Cloud サインイン ページから Tableau Cloud Manager (TCM) にサインインできます。サイトやテナントなど、複数のリソースへのアクセス権がある場合は、認証後にサイト ピッカー メニューからそれらのリソース間を移動できます。Cloud 管理者として追加されると、TCM にアクセスするためのリンクが記載されたメールが届きます。ユーザーの追加の詳細については、Tableau Cloud Manager でのユーザーの管理を参照してください。
サインインのオプションと手順
Tableau Cloud Manager (TCM) の設定に応じて、Cloud 管理者としてサインインする方法 (認証タイプとも呼びます) を次の中から選択します。
シングル サインオン
シングル サインオン (SSO) とは、社内の他のアプリケーションで使用しているのと同じユーザー名とパスワード (認証資格情報) を使用できるように TCM を設定することです。
SSO を使用すると、認証資格情報は Tableau の外で、サードパーティの ID プロバイダー (IdP) によって管理されます。TCM にサインインするとき、承認されたユーザーであることを Tableau Cloud に通知するのは IdP です。TCM は、Google および Salesforce を介した認証をサポートしています。
MFA を使用した Tableau
Tableau 認証 (TableauID とも呼びます) で多要素認証 (MFA) が有効になっている場合は、MFA を使用した Tableau の認証資格情報と、もう一つの検証方法とを組み合わせて TCM にアクセスします。
TableauID 認証資格情報は、 TCM にアクセスするために使用しているメール アドレスとパスワードで構成されます。また、これらの認証資格情報を使用して、ホワイト ペーパーなど Tableau Web サイト上の他のコンテンツにアクセスすることもできます。検証方法は、MFA を登録した後に選択できます。詳細については、多要素認証の登録を参照してください。
TCM が使用する認証資格情報のタイプを判断する方法
Tableau Cloud Manager (TCM) をシングル サインオン (SSO) の認証資格情報を使用するように設定している場合は、Cloud 管理者から通知されますが、組織内の他のプログラムにサインインする場合と同じユーザー名とパスワードを使用します。
TCM が SSO 用に設定されていない場合は、MFA を使用した Tableau を使用してサインインできます。この場合、ユーザーは TCM への招待メールを受け取ります。メールのリンクをクリックすると、パスワードを作成できます。メール アドレスとパスワードが TableauID となります。次に、サインインするたびに使用する本人確認の検証方法を、少なくとも 1 つ登録するように求められます。
Tableau Cloud Manager へのサインイン
認証タイプに応じて、次のいずれかを実行します。
SSO の場合
Tableau Cloud のサインイン ページでメール アドレスを入力し、[サインイン] をクリックします。
アクセスしたい Tableau Cloud Manager (TCM) の統一リソース識別子 (URI) を入力し、[続ける] をクリックします。認証を完了するために、ID プロバイダーのサインイン フォームに誘導されます。
URI は TCM の一意の識別子であり、認証後に URL に表示されます。たとえば、https://cloudmanageruri.cloudmanager.tableau.com です。TCM にすばやくリダイレクトして認証されるには、URL をブックマークします。
注: Cloud Manager の URI を覚えていない場合は [URL を忘れた場合] をクリックし、指示に従ってメール アドレスが正しいことを証明します。発行される検証コードは 5 分間に 1 つだけです。メールが見つからない場合は、迷惑メール フォルダーで Tableau からのメールを確認してください。コードの入力に複数回失敗するとコードが失効するため、正しいコードを入力することが重要です。検証後、ユーザー名に関連付けられている TCM とサイトの一覧にリダイレクトされます。このクライアントでは、30 日間、メール アドレスが正しいことをもう一度証明する必要はありません。
MFA を使用した Tableau の場合
Tableau Cloud のサインイン ページで、メール アドレスとパスワードを入力し、[サインイン] をクリックします。
アクセスしたい Tableau Cloud Manager (TCM) の統一リソース識別子 (URI) を入力し、[続ける] をクリックします。
パスワードを入力し、[サインイン] をクリックします。
サインイン プロセスを完了するには、Tabeau Cloud のプロンプトに従って、MFA 登録の際に選択した方法を使用して本人であることを証明します。
TCM にサインインする場合、または MFA を初めて登録する場合は、多要素認証の登録を参照してください。
TCM にサインインするときの検証方法 (組み込みのオーセンティケーター、セキュリティ キー、またはリカバリ コード) を 1 つだけ登録している場合は、追加のバックアップ検証方法を登録するように求められます。
サインアウト
サインアウトするには、任意のページの右上隅にある表示名を選択し、[サインアウト] を選択します。
Tableau Cloud Manager (TCM) がシングル サインオンを使用していて、サインアウトのオプションが表示されない場合は、ブラウザーのタブまたはウィンドウを閉じます。TCM と、会社のユーザー情報を管理している ID プロバイダーがシングル ログアウトをサポートするように設定されていない場合、サインアウトのリンクは表示されません。
サインイン認証資格情報の保存
Tableau Cloud でユーザー名が記憶されるようにするには、サインイン ページで [ログイン情報を保存する] を選択します。これにより、次回サインインするときはユーザー名が入力された状態になりますが、パスワードは引き続き入力する必要があります。
SSO 認証の場合、Tableau はユーザー名を記憶し、既定の Tableau Cloud Manager (TCM) を設定します。もう一度サインインすると、ユーザー名が入力された状態になり、Cloud Manager URI の入力を求められることなく、認証のために IdP にリダイレクトされます。
どちらのシナリオでも、次の場合に既定の TCM が置き換えられます。
別の TCM にサインインして、もう一度 [ログイン情報を保存する] を選択した場合。
ディープ リンク (特定のサイトを指す URL) を使用して Tableau Cloud にアクセスし、その TCM にサインインする時に [ログイン情報を保存する] を選択した場合。
Tableau Cloud からユーザー情報を消去するには、Web ブラウザーのクッキーをクリアします。
多要素認証の登録
アカウントのセキュリティを確保するため、多要素認証 (MFA) はすべての Tableau Cloud アカウントに必須のセキュリティ対策です。MFA を有効にすると、Tableau Cloud Manager にサインインするたびに本人を確認するための検証方法を、少なくとも 1 つ登録する必要があります。
MFA はセキュアなアカウント認証方式であり、ユーザーが本人であることを証明するために、2 つ以上の情報を提示する必要があります。それらの情報は「認証要素」と呼ばれ、ユーザーは Tableau Cloud にサインインするときに提示します。最初の要素は、Tableau Cloud へのサインインに使用するユーザー名とパスワード (TableauID 認証資格情報) です。追加の要素は、Salesforce オーセンティケーターや、サードパーティの時間ベースのワンタイム パスコード (TOTP) アプリなどの、オーセンティケーター アプリによって生成されるコードです。
サポートしている検証方法を比較し、使用要件を確認するには、Salesforce ヘルプの「多要素認証の検証方法」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
重要:
多くの場合、Tableau Cloud の検証方法として、スマートフォンにインストールする必要があるモバイル オーセンティケーター アプリが使用されています。
リカバリ コードのオプションは、最初の検証方法をひと通り登録した後でのみ使用できます。
MFA の登録方法:
ユーザー名とパスワードで Tableau Cloud Manager にサインインします。MFA を登録するように求められます。
検証方法を選択します。
たとえば、[Salesforce オーセンティケーター] をクリックします。
ダイアログの手順に従って、選択した検証方法を Tableau Cloud アカウントに関連付けます。
たとえば、ステップ 2 で Salesforce オーセンティケーター アプリを選択した場合は、次の手順を実行するように求められます。
iOS または Android のモバイル デバイスで、App Store または Google Play から無料の Salesforce オーセンティケーター アプリをダウンロードしてインストールします。
モバイル デバイスでアプリのインストールが完了したら、アプリを開いて [アカウントの追加] をタップします。
Tableau Cloud で、ダイアログにアプリの 2 語の言葉を入力し、[接続] をクリックします。
サインイン プロセスを完了するために、Tableau Cloud は、モバイル デバイスのオーセンティケーター アプリを介してサインイン要求を承認するように求めます。要求を受け入れると、本人であることが確認されます。その後、Tableau Cloud Manager にリダイレクトされます。
たとえば、Salesforce オーセンティケーターの検証方法を使用する場合は、次の手順を実行します。
Tableau Cloud に次のプロンプトが表示されたら、モバイル デバイスでプッシュ通知に応答します。
Salesforce オーセンティケーター アプリで、リクエストの詳細が正しいことを確認します。
[承認] をタップします。Tableau Cloud Manager にリダイレクトされます。