エグゼクティブスポンサーの役割と責任

Tableau を導入する前に、エグゼクティブスポンサーを把握してください。エグゼクティブスポンサーはモダン分析のビジョンを定め、プロジェクトを変革への取り組みに連携させ、プロジェクトやアドボカシーの役割にスタッフを指名し、アカウンタビリティを確保します。そして、Tableau の利用における「管理機能」の役割を果たします。またエグゼクティブスポンサーは、Tableau 運営委員会、Tableau 協議会、分析執行委員会などと呼ばれることもあります。どのような名称で呼ぶにしても、部門の枠を超えたこの重役チームは次のことを行います。

  • 組織全体にモダン分析のビジョンを伝えて売り込む
  • 各自の部門の利益を代表して予算と資金を得る
  • 分析の利用を、組織の変革を促進する戦略的な取り組みに連携させる
  • プロジェクトチームが明確にしたビジネス上の要件や法規制上の要件に従って組織のデータを管理するために、Tableau のガバナンスに対するプロセス、ポリシー、ガイドライン、役割、責任を承認する
  • 直感より事実を用いる模範を示すために、姿が見え声を上げる Tableau プラットフォームユーザーとして、担当部門のミーティングであらゆるディスカッションの中心にデータを据える

 

全社規模の取り組みの中で生じるユースケースの多様性を考えると、進捗を監視するための最も良い方法は、組織の日常業務にどれほど深くデータが浸透しているか、そしてデータがビジネス上の意思決定にどのようなインパクトをもたらしているかを評価することです。KPI には、Tableau のコンテンツ (戦略的な取り組みに関係するコンテンツなど) に対するリーダーシップのエンゲージメント率、ミーティングでの分析結果の利用、部門/チームのパフォーマンス指標が含まれることがあります。

当初は、月例ミーティングを開いて導入の進捗を追跡し、担当チームに Tableau の利用を働きかけます。そして運用手順が固まった後、ミーティングは四半期ごとの開催に移行することができます。

導入環境の規模と範囲に応じて、エグゼクティブスポンサーの人数と役職 (経営幹部、バイスプレジデントなど) は異なることがあります。重役による運営委員会のメンバー候補を以下に挙げます。

 


注: 組織構造によっては、最高データ分析責任者 (CDAO) または最高データ責任者 (CDO) の役割や、その直属の部下の役割は、IT 部門に属することがあります。

 

エグゼクティブスポンサーの役割

責任

IT スポンサー

IT スポンサー (最高情報責任者/最高技術責任者) は、Tableau のインストール、構成、メンテナンス、ビジネスリーダーや分野のエキスパートとの協力、安全で管理されたデータアクセスの実現、コンテンツ作成のビジネスユーザーへの移行に責任を負います。

IT に関する特定の KPI には、ビジネスユーザーと IT 部門が作成したコンテンツの比率、利用可能なデータと分析済みデータの比率が含まれることがあります。

 

分析スポンサー

分析スポンサー (最高データ責任者) は、モダン分析のビジョンの実現、データとコンテンツを利用できる状態の確保、組織の職務ごとの教育プランや学習過程の設定、ユーザーコミュニティ全体にわたるコミュニケーションの促進、達成されたビジネス価値の集約を行います。

分析に関する特定の KPI には、トレーニング済みの全ユーザーの割合 (組織の分析スキルなど)、分析スキルを向上させたユーザーの割合が含まれることがあります。

 

事業部門 (LOB) スポンサー

事業部門スポンサー (最高財務責任者、最高マーケティング責任者など) は、担当チームでのデータドリブンな意思決定の推奨、コンテンツ作成と管理されたデータアクセスの促進、コラボレーションと共有の推奨、ビジネス価値の文書化を行います。

事業部門に関する特定の KPI には、トレーニング済みのチームにいるユーザーの割合、パブリッシュされたコンテンツの量、ユーザーのログイン頻度、最終ログインからの日数、1 回ログインし戻ってこなかったユーザーが含まれることがあります。

 

 

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