ロード バランサーの追加

Tableau Server の信頼性を高めるには、複数のノードでゲートウェイを実行し、ロード バランサーを構成してゲートウェイ間で要求を分散します。アクティブまたはパッシブであるリポジトリ プロセスとは異なり、すべてのゲートウェイ プロセスはアクティブです。クラスタの 1 台のゲートウェイが使用できなくなると、ロード バランサーによりゲートウェイへの要求送信が停止します。選択したロード バランサー アルゴリズムによって、ゲートウェイがクライアント要求を送る方法が決まります。

  • Kerberos: Kerberos 認証を使用する場合、Kerberos 用に Tableau Server を構成する前に、ロード バランサー用に Tableau Server を構成する必要があります。詳細については、Kerberos の構成を参照してください。

    Microsoft SSPI 認証は、ロード バランサーではサポートされていません。

  • テストされたロード バランサー: 複数のゲートウェイを使用する Tableau Server クラスタは、Apache および F5 ロード バランサーでテストされました。

    Apache ロード バランサーを使用してカスタム管理ビューを作成している場合、Tableau Server リポジトリに直接接続する必要があります。ロード バランサーを介して接続することはできません。

  • Tableau Server URL: ロード バランサーが Tableau Server クラスタの前面にある場合、Tableau Server ユーザーがアクセスする URL は、初期 Tableau Server ノードではなくロード バランサーに属します。

  • 単一ロード バランサー エンドポイント: 単一の URL エンドポイントに対してロード バランサーを構成する必要があります。同じ Tableau Server の展開にリダイレクトするように、異なるエンドポイント ホストを構成することはできません。Tableau Server を構成するときに、1 つの外部 URL が gateway.public.host で定義されます。詳細については、Tableau Server のプロキシとロード バランサーの設定を参照してください。

  • 信頼できるホストの設定: ロード バランサーを実行しているコンピューターは、信頼できるホストとして Tableau Server と認識される必要があります。詳細については、Tableau Server のプロキシとロード バランサーの設定を参照してください。

ロード バランサーを使用するための Tableau Server の構成

ロード バランサーを Tableau Server と識別するために使用する設定は、リバース プロキシ サーバーを識別するために使用する設定と同じです。Tableau Server クラスタにプロキシ サーバーとロード バランサーの両方が必要な場合、どちらも gateway.public.host に定義された単一の外部 URL を使用する必要があり、すべてのプロキシ サーバーとロード バランサーが gateway.trusted および gateway.trusted_hosts に指定されている必要があります。Tableau Server のプロキシとロード バランサーの設定を参照してください。

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