Tableau Server のアップグレードの仕組み

2018.2 以降の Tableau Server をアップグレードする場合は、以前のバージョンをアンインストールしないでください。アップグレード プロセスは、新しいバージョンを既存のバージョンと同じ場所にインストールし、前のバージョンよりも新しいものに切り替えるように設計されています。

TSM から TSM へのアップグレード (バージョン 2018.2.x からそれ以降のバージョン) を実行する場合、既存バージョンはそのままにしておき、アップグレード スクリプトを使用してアップグレードする直前まで実行しておく必要があります。アップグレードする前に既存のバージョンをアンインストールすると、アップグレードできなくなります。エンドユーザーとしては、既存バージョンの実行中に新しいバージョンをインストールするため、ダウンタイムが減るという効果があります。サーバーが実行されない時間は、アップグレード スクリプトにより実際に新しいバージョンにアップグレードしている間だけです。

新規バージョンのインストールとアップグレード後、以前のバージョンをいつでもアンインストールできます。古いバージョンを無限にインストールしたままにしておくことも可能ですが、古いバージョンに固有のファイルが使用しているディスク容量を空けるために、アンインストールを選択することもできます。Tableau Server のアンインストールと、Tableau Server の全アスペクトの完全な削除との違いについては、「Tableau Server のアンインストール」を参照してください。

Tableau Server をアップグレードするには、アップグレード プロセスの一部としてサーバーの停止と起動が必要です。停止から起動までの間は Tableau Server を利用できません。

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