バックグラウンド タスクの遅延

注: このビューは、サーバー管理者のみが使用できます。マルチサイト展開でサーバー ビューにアクセスするには、サイト メニューをクリックし、[すべてのサイトを管理] を選択します。管理ビューへの移動方法の詳細については、管理ビュー を参照してください。

[バックグラウンド タスクの遅延] ビューには、フロー タスク、抽出の更新タスクおよびサブスクリプション タスクの遅延、つまり実行がスケジュールされている時刻と実際に実行される時刻の間の時間の長さを示します。ビューを使用すると、タスクのスケジュールを分散させ、タスクを最適化してサーバーのパフォーマンスを改善できる場所の識別に役立ちます。

遅延の考えられる理由、および遅延を軽減できる可能性がある方法は次のとおりです。

  • 多くのタスクが同時にスケジュールされている。ビューの例では、長い遅延を示すタスクは毎日同時にクラスター化されています。これにより、待機時間の急増が生じます。[タイムライン] フィルターを設定することで、時間別にタスクの遅延を表示し、同時に多数のタスクがスケジュールされている時刻を識別できます。この問題に対する解決策は、タスクをオフピーク時間に分散させ、サーバーの負荷を軽減することです。

  • 実行に長い時間がかかる、および他のタスクの実行の妨げとなっている特定のタスク。たとえば、速度が低下しているデータ ソースに接続している、または大量のデータを処理中の抽出の更新ジョブがあるとします。[抽出でのバックグラウンド タスク] 管理ビューを使用して、実行速度が低下している抽出の更新タスクを識別します。データをフィルターリングおよび集計し、データ ソース内の個別の表に対する複数のデータ ソースを作成して、抽出の更新タスクを最適化できます。

  • 同時に実行され、サーバー リソースを消費し、パフォーマンスを低下させている他のサーバー プロセス。サーバー プロセスの CPU およびメモリ利用量を監視し、最もリソースを消費しているプロセスを確認してサーバー上のプロセスの構成を調節します。モニタリング プロセスの詳細については、「Windows Performance Monitor でデータを収集する」を参照してください。サーバー プロセスのパフォーマンス調整の詳細については、パフォーマンスの調整を参照してください。

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