Tableau Server マイクロサービス コンテナー
デフォルトにより、インタラクティブなマイクロサービスコンテナーの 1 つのインスタンスがアプリケーションサーバーが(Vizportal)インストールされているすべてのノードに追加され、インタラクティブでないマイクロサービスコンテナーの 1 つのインスタンスがバックグラウンダーがインストールされているすべてのノードに追加されます。マイクロサービス コンテナーを直接追加することはできませんが、必要に応じて、TSM CLI を使用して両方のマイクロサービス コンテナーのインスタンス数を変更することができます。バックグラウンダーまたはアプリケーション サーバーのすべてのインスタンスがノードから削除されると、コンテナー プロセスも削除されます。
マイクロサービス コンテナーとマイクロサービス:
インタラクティブなマイクロサービス コンテナー:
- MessageBus マイクロサービス
- 関係クエリ マイクロサービス
- 認証資格情報サービス
インタラクティブでないマイクロサービス コンテナー:
- 関係インジェスター マイクロサービス
- 外部コンテンツ プロバイダー マイクロサービス
- フロー プロバイダー マイクロサービス
- コンテンツ プロバイダー マイクロサービス
マイクロサービス コンテナー ステータスの表示
マイクロサービス コンテナー プロセスのステータスは、[TSM ステータス] ページから、または tsm status -v
コマンドを使用してコマンド ラインから表示できます。[TSM ステータス] ページを使用してサーバー プロセス ステータスの表示を行う場合、各コンテナー プロセスのステータスは表示されますが、コンテナーに含まれるマイクロサービスのステータスはいずれも表示できません。コマンド ラインを使用すると、個々のマイクロサービスのステータスなど、他の詳細も表示されます。
マイクロサービス コンテナー ステータス
コンテナー プロセスのステータスは、コンテナーに含まれるマイクロサービスのステータスによって決まります。コンテナー プロセスに含まれるすべてのマイクロサービスが想定どおりに実行している場合、コンテナー ステータスは [アクティブ] ([TSM ステータス] ページで) または running
(TSM コマンド ラインから表示する場合) となります。コンテナー プロセスに含まれるすべてのマイクロサービスが停止する場合、コンテナーのステータスは [エラー] ([TSM ステータス] ページで) または stopped
(TSM コマンド ラインで) となります。マイクロサービスが停止したものの、他のマイクロサービスが 1 つ以上実行中の場合、コンテナー ステータスは [劣化] ([TSM ステータス] ページで) または degraded
(TSM コマンド ラインで) となります。
コンテナー プロセスに含まれるすべてのマイクロサービスのステータスが実行中の場合、コンテナー ステータスは Active
となります。コンテナーに含まれるマイクロサービスのいずれかがエラー状態の場合 (ステータスが stopped
)、コンテナー プロセスのステータスは degraded
となります。コンテナーに含まれるすべてのマイクロサービスがエラー状態の場合、コンテナーのステータスは error
となります。
[TSM ステータス] ページからマイクロサービス コンテナー ステータスを表示するには、次を実行します。
ブラウザーで TSM を開きます。
http://<tsm-computer-name>:8850
[ステータス] をクリックします。
ページにインタラクティブなマイクロサービス コンテナーとインタラクティブでないマイクロサービス コンテナーのプロセスのステータスのほか、TSM または Tableau Server の一部として実行している他のプロセスのステータスが表示されます。
コンテナー プロセスに含まれる個々のマイクロサービスのステータスを表示することはできませんが、コンテナー プロセスのステータスが [アクティブ] (緑色のチェック) の場合、含まれるマイクロサービスはいずれも想定どおりに実行しています。個々のマイクロサービスのステータスを表示するには、TSM コマンド ラインを使用してください。
注: コンテナー プロセスのステータスは、以前の Tableau Server のステータス ページには表示されません。2 つのステータス ページとその違いの詳細については、サーバー プロセス ステータスの表示を参照してください。