Tableau Server のキャッシュ サーバー

キャッシュ サーバーにより、共有されている外部クエリのキャッシュが提供されます。今後の要求を高速で実行するために以前のクエリの情報を保持するキーと値のペアのキャッシュです。キャッシュ サーバーの可用性を高くするには、1 つまたは複数のキャッシュ サーバー プロセスをクラスタの複数のノードで構成します。

プロセス

Cache Server

ステータス Cache Server のステータスは [ステータス] ページに表示されます。詳細については、サーバー プロセス ステータスの表示を参照してください。
ロギング Cache Server プロセスが生成したログは /var/opt/tableau/tableau_server/data/tabsvc/logs/cacheserver にあります。詳細については、Tableau Server ログとログ ファイルの場所を参照してください。

キャッシュ サーバー プロセスが停止するとどうなりますか? 比較的軽い影響があります。Tableau Server は引き続き動作しますが、キャッシュされた結果を利用できないため、操作に時間がかかる場合があります。クエリが再実行される際に、再起動されたキャッシュ サーバーで再読み込みが行われ、最終的にエンド ユーザーでの速度が向上します。実際には、キャッシュ サーバーには可用性の影響はありませんが、エンド ユーザーでのさまざまなシナリオのパフォーマンスに影響があります。

ユーザーのパフォーマンスに対する影響を軽減するには、クラスタ全体でこのタイプのプロセスを複数実行します。各ノードが 2 個以下になるように制限して、最大 6 個のキャッシュ サーバー インスタンスをインストールすることをお勧めします。当社のテストでは、Tableau Server インストールに合計 6 個を超えるキャッシュ サーバー インスタンスをインストールしてもパフォーマンスの向上が見られず、パフォーマンスに悪影響を与える可能性があることが示されています。

エラーが発生したキャッシュ サーバー プロセスは、コンピューター自体に他の点で問題がない限り自動的に再起動し、キャッシュ サーバー プロセスは再起動します。

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