カスタム TSM 管理グループの構成
このトピックでは、カスタム TSM 管理グループを構成する方法について説明します。
既定では、Tableau Server のインストール プロセスによって tsmadmin
というグループが作成されます。このグループのユーザーには TSM 管理者としての権限が与えられます。この既定のグループは、インストール中に変更できます。initialize-tsm スクリプトの出力ヒントを参照してください。
Tableau Server が既にインストールされていて、TSM 管理に使用するグループを変更する場合は、このトピックの手順に従ってください。
任意のグループをカスタム TSM 管理グループとして使用するように Tableau Server を構成することができます。構成が完了すると、カスタム グループのメンバーに属するユーザーは TSM を管理できるようになります。
ステップ 1: 新しいグループを作成する
自分のコンピューターで新しいグループを作成する。Linux で作成された既定のグループに対するパーミッションは変更しないでください。
ステップ 2: Tableau Server の構成
カスタム TSM 管理グループ名は、tsm.authorized.groups
構成 キーに保存されます。グループ名を指定する場合 (tsmadmin
以外)、tsm.authorized.groups
構成キーを更新してから Tableau Server を再起動する必要があります。
tsm configuration set コマンドを使用して、グループ名の値を設定します。たとえば、TSM 管理グループ名を myadmingroup
に変更するには、次のコマンドを実行します。
tsm configuration set -k tsm.authorized.groups -v myadmingroup
tsm pending-changes apply
注
tsm.authorized.groups
構成キーを設定すると、そのキーに保存されている既存の値が上書きされます。- 既存の
tsmadmin
グループにユーザーが存在し、tsm.authorized.groups
構成キーを新しい値に上書きした場合、既存のtsmadmin
グループのユーザーには TSM 管理権限が付与されなくなります。 - グループ名のコンマ区切りリストを値として入力すると、複数のグループを指定できます。
ステップ 3: 新しいグループにユーザーを追加する
tsm.authorized.groups
を設定したら、指定した新しいグループに属するユーザーは、Tableau Server で完全な TSM 管理権限を持つことになります。