古いコンテンツ

[古いコンテンツ] ビューを使用すると、指定した期間に使用またはアクセスされていないコンテンツ (古いアクセスしきい値として表示) を識別できます。期間は日数で設定できます。期間の最小値は 1 日、最大値は 120 日です。

このビューには、古いコンテンツやアクティブ コンテンツが使用するディスク領域に関する情報も表示されます。

以前のバージョンの Tableau Server では、管理ビューは同じワークブック内の別のタブに表示されていました。しかし、新しい 2 つの管理ビューは、既存の管理ビュー ワークブックの一部ではなく別個のワークブックとして表示されます。新しい管理ビューには、サーバーやサイトのステータス ページから移動できます。

サマリーとフィルター

A- ビューの上部に、使用された合計スペースと比較して、古いコンテンツで使用されるスペースの量を要約したステートメントが表示されます。使用される合計領域は、アクティブなコンテンツと古いコンテンツによって使用されるディスク領域の合計として定義されます。

B- このサマリーの後に、失効したコンテンツの種類とアクティブとみなされるコンテンツの詳細を示すグラフが続きます。棒グラフをクリックして適用すると、ビューに表示されるデータをフィルター処理できます。

C- フィルター アイコンをクリックすると、追加のフィルター オプションを表示および適用できます。このフィルターペインには、次の項目が含まれます。

• 古いしきい値

• サイト

• プロジェクト

• コンテンツ所有者

• サイズ

• コンテンツタイプ

これらのフィルターはビュー全体に適用されます。

詳細

[古いコンテンツ] ビューには、以下に説明する 3 つのセクションがあり、詳細が表示されます。

  1. 左上のセクションには、選択したコンテンツに使用された合計スペースが表示されます。x 軸はコンテンツが最後に開かれてから経過した日数を示し、y 軸はサイズを示します。グラフには、古いしきい値も表示されます。

    目的のしきい値の古さを設定し、このビューを使用して最も古いコンテンツを特定します。上部のバーで [古いワークブック][古いデータソース] をクリックして、対象のコンテンツにフィルターを適用します。コンテンツの詳細を表示するには、[古いアクセスしきい値] の右側にあるマークを選択します。詳細は左下のセクションに表示されます。

  2. 右上のセクションには、選択した各コンテンツで使用されるスペースの量が表示されます。たとえば、[古いワークブック] を選択した場合、古い各ブックで使用される領域が表示されます。このセクションを使用して、最も古いコンテンツや、最もスペースを取っているコンテンツを確認できます。

    このセクションでは、長期間使用されていないコンテンツを特定できます。上部のバーで [古いワークブック][古いデータソース] をクリックします。未使用のコンテンツの中で最も古いセットを選択する (右端にマークする) と、詳細が表示されます。詳細は左下のセクションに表示されます。これは、サイズに関係なく、誰も使用していないコンテンツとして、アーカイブや削除を検討する次のコンテンツ セットになります。

  3. 下部のセクションには、次に示すように、選択したコンテンツに関する詳細情報が表示されます。

古いコンテンツのアーカイブまたは削除

2020.3 以降では、[古いコンテンツ] 管理ビューに、コンテンツを選択して古いコンテンツとしてタグ付けできる機能が含まれています。コンテンツは、下部のセクションまたは右上のセクションから選択できます。選択すると、次のスクリーン ショットに示すように、選択したオブジェクトの数とコンテンツのタイプが表示されます。[タグ オブジェクト] ボタンをクリックして、選択したコンテンツにタグを付けます。

次のスクリーン ショットでは、過去 160 日以上開かれていないコンテンツが古いコンテンツとしてタグ付けされるように選択されています。

タグ付けされたコンテンツをすべて検索するには、[探索] に移動します。古いコンテンツとしてタグ付けされたすべてのコンテンツを表示するには、[古いコンテンツ] フィルターを選択します。コンテンツを選択して、アーカイブに使用するプロジェクトにコンテンツを移動するか、コンテンツを削除することができます。

Tableau Server に Advanced Management がある場合は、Tableau Content Migration Tool を使用して、古いコンテンツのアーカイブを定期的なスケジュールで管理できます。たとえば、[古いコンテンツ] とタグ付けされたコンテンツを自動的に選択して [アーカイブ] プロジェクトに移動する、定期的なスケジュールで実行される計画を作成できます。一定の時間が経過すると、このプロジェクト内のコンテンツをシステムから削除できます。詳細については、「移行計画: ワークブック」を参照してください。

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