アクティビティ ログ
Tableau Server を Advanced Management でご利用の場合、自動的にファイルに記録されるアクティビティ ログを使用すると、詳しい分析や監査を行うことができます。
アクティビティ ログを使用すると、次のことができます。
イベント データの表示と分析: Tableau Server の詳細なイベント データにアクセスすることができ、コンプライアンス情報を収集したり、サイト上のアクティビティを追跡したりすることができます。すべてのイベントには、タイムスタンプと行為者の ID、および、関連がある場合、影響を与えたたコンテンツの ID が含まれます。
パーミッション変更の監査: コンテンツのパーミッションの変更を追跡および監査します。これには、グループへのユーザーの追加やグループからの削除、プロジェクト間でのコンテンツの移動、コンテンツのパーミッションの明示的な変更などが含まれます。これは、コンプライアンス目的で堅牢な制御を実装するために不可欠です。
管理ビューの補足: 管理ビューが提供する情報を強化して、サイトのアクティビティと使用状況のメトリクスを追跡します。アクティビティ ログのデータを Splunk や Amazon EventBridge などの監視ツールと統合すると、ログのフィールドをクエリすることにより、ユーザーが実行した最後の 10 件のアクション、コンテンツに対して最後にイベントを実行したユーザー、コンテンツに対する最後のアクションは何であったかなどの質問に答えることができます。
アクティビティ ログのイベントへのアクセス
アクティビティ ログのイベントは、ローカル ハード ドライブの backgrounder
、dataserver
、vizportal
、vizqlserver
フォルダーに保存されます。デフォルトでは、それらのフォルダーは /var/opt/tableau/tableau_server/data/tabsvc/logs/
にあります。各ディレクトリには、ご利用の導入環境のイベントと操作を記録する <process name>-cepp-canonical-events_*.log
という名前のファイルがあります。
アクティビティ ログのイベントの完全なリストについては、アクティビティ ログのサイト イベント タイプのリファレンスを参照してください。