パフォーマンスを向上させるため自動更新をオフにする
シェルフにフィールドを配置すると、Tableau はデータ ソースに対してクエリを実行して結果のビューを生成します。多数のフィールドを含む複雑なデータ ビューを作成している場合、これらのクエリには時間がかかる場合があります。パフォーマンスを向上させるには、ビューの作成中に自動更新をオフにし、完了したらデータ ソースに対してクエリを実行します。
ワークシートの自動更新
ワークシートの更新を無効にするには、ツールバーの 自動更新の一時停止 ボタン をクリックします。 また、キーボードで F10 (Mac では Option - Command - 0) を押して自動更新のオンとオフを切り替えることもできます。
自動更新がオフの場合は、ツールバーの [更新を実行] ボタンをクリックするか、F9(Mac では Shift-Command-0)を押すことで、いつでもビューを更新できます。
自動更新がオフの場合の無効な状態の識別
自動更新がオフのとき、無効な状態が発生することがあります。この場合、ビューは薄く表示され、無効なコマンドが使用できなくなります。ビューとコマンドを再度使用可能な状態にするには、ツールバーの [更新を実行] をクリックします。
たとえば、次のビューでは自動更新がオフになっています。利益の集計を合計から平均に変更すると、ビューは現在のビューが無効であることを示すために不飽和状態になりました。
フィルターの自動更新
フィルターを変更すると、ワークシートの自動更新がオフの場合でも、Tableau はデータ ソースのクエリを継続し、ビューを更新します。大規模なデータ セットで作業している場合は、この連続クエリ アクションによってパフォーマンスが低下する場合があります。そのため、Tableau には、フィルターの自動更新を一時停止するオプションもあります。フィルターの自動更新を一時停止している場合は、Tableau がフィルターを更新するのを待機することなく、必要なだけ変更を加えることができます。
フィルターの自動更新を一時停止するには、ツールバーの [自動更新を一時停止] ボタンでドロップダウン矢印をクリックし、[フィルターを自動更新] のチェックマークをクリアします。
フィルターの自動更新を再開するには、ツールバーの [自動更新を一時停止] ボタンでドロップダウン矢印をクリックし、[フィルターを自動更新] を再度選択します。また、ツールバーの [更新を実行] ボタンをクリックして、いつでも手動でビューを更新できます。
自動更新がダッシュボードおよびストーリーに及ぼす影響
ビューごとに自動更新を構成します。つまり、自動的に更新しているビューもあればそうでないビューもあるダッシュボードを持つことができます。同様に、自動的に更新しているストーリー ポイントもあればそうでないストーリー ポイントもあるストーリーを持つことができます。ただし、ダッシュボードまたはストーリーが Tableau Server にパブリッシュされる場合、自動更新はストーリーまたはダッシュボード内のどの貢献しているビューにも影響を与えないか、すべてのビューに影響を与えます。