パラメーターの作成

パラメーターは、計算、フィルター、リファレンス ラインで定数値の代わりに使用できる、数値、日付、文字列などのグローバルなプレースホルダー値です。

たとえば、売上高が $500,000 を超える場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返す計算フィールドを作成することができます。式の “500000” という定数値をパラメーターで置換することができます。これにより、パラメーター コントロールを使用して、計算のしきい値を動的に変更することができます。

動的なパラメーターを作成して、現在の値を (ビューに依存しない単一値計算の結果に) 自動的に更新したり、値のリストを (データ ソース列に基づいて) 自動的に更新したりすることもできます。値の更新は、Tableau でワークブックを開き、パラメーターによって参照されるデータ ソースに接続するたびに実行されます。

パラメーター アクションで使用することにより、パラメーターをより動的でインタラクティブにすることができます。パラメーター アクションにより、利用者は Viz でマークのクリックや選択などの直接的な操作を行ってパラメーター値を変更できるようになります。

ビデオを視聴する: Tableau での関連する概念について説明した無料のトレーニング ビデオ「パラメーター」(5 分間) をご覧ください。tableau.com アカウントでサインインします。さらに詳しいプレゼンテーションについては、「Parameters | Oh, the places you'll go!」(45 分間) を参照してください。

詳細: Tableau ブログ「パラメーターを使用して、ビジュアライゼーションに複数のビューを追加する」、および Data School Web サイトのパラメーターの使用方法に関するいくつかの実践的なトピックを参照してください (「Four Steps to Creating a Parameter」など)。

パラメーターの作成

[データ] ペインから新しいパラメーターを作成するには、次の手順を行います。

  1. [データ] ペインで、右上隅のドロップダウン矢印をクリックし、[パラメーターの作成] を選択します。

  2. [パラメーターの作成] ダイアログ ボックスで、フィールドに名前を付けます。

  3. 受け入れる値のデータ型を指定します。

  4. 現在の値を指定します。これが、パラメーターの既定値になります。今回は次の手順で構成するように最新のデータを使用するため、このフィールドはそのままにしておきましょう。

  5. ワークブックを開くときに値を指定します。今回は動的パラメーターを作成し、パラメーターの既定値をビューに依存しない単一値計算の結果に設定してみましょう。

    注: 複数の値がある場合、ワークブックで既定値を選択できなくなります。Viz が変化したときに値が変化しないよう、ビューに依存しない計算を設定する必要があります。これを行うには、Viz の構造に依存しない詳細レベル (LOD) 式を使用できます。LOD 式の詳細については、Tableau での詳細レベルの式の作成を参照してください。

    動的パラメーターには、[Latest Month (最後の月)] を使用します。つまり、接続されたデータ ソースが更新された後でワークブックを開くと、このパラメーターはその時点の値に自動的に更新されます。

  6. パラメーター コントロールで使用する表示形式を指定します (Tableau Desktop のみ)。

  7. パラメーターが値を受け入れる方法を指定します。次のオプションから選択できます。

    • すべて - 単純なテキスト フィールドになります。

    • リスト - 値を選択するためのリストが表示されます。

    • 範囲 - 特定の範囲内の値を選択できます。

    これらのオプションを使用できるかどうかは、データ型によって決まります。たとえば、文字列パラメーターは、すべての値またはリストのみを受け入れます。範囲はサポートしません。

    [リスト] を選択した場合、値のリストを指定する必要があります。左側の列内をクリックして値のリストを入力するか、[Add values from (次から値を追加)] を選択してフィールドのメンバーを追加できます。

    [範囲] を選択した場合、最小値、最大値、およびステップ サイズを指定する必要があります。たとえば、ステップ サイズを 1 か月に設定して 2019 年 1 月 1 日~ 2019 年 12 月 31 日の日付範囲を定義して、2019 年の各月を選択できるパラメーター コントロールを作成することができます。

    今回は、ワークブックを開くたびにパラメーターの値のリスト(またはドメイン)が更新されるよう、[リスト] を選択し、[ワークブックを開くとき] を選択します。ワークブックの値はデータ ソースから動的に取得されるため、左側の値リストは灰色に表示されています。

  8. 終了したら、[OK] をクリックします。

    パラメーターが [データ] ペインの下部にある [パラメーター] セクションに表示されました。

    このパラメーターは、[フィルター] ダイアログ ボックスの [上位] タブ、および [リファレンス ライン] ダイアログ ボックスなど、パラメーターを使用できる場所ならどこでも利用できます。パラメーターは、ワークブック全体で有効なので、どのワークシートでも使用することができます。

パラメーターの値または値リストが更新できない場合

既定のパラメーター値や更新可能なパラメーター値リスト(ドメイン)が期待どおりに更新されないシナリオを次に示します。

  • 既定のフィールドで、パラメーターのデータ型と互換性のない値が返されました。

  • 既定のフィールドで、(パラメーターの現在の値を示す) 単一の値が返されません。

  • 既定のフィールドで NULL が返されました。

  • 既定のフィールドが、まだ接続されていないデータ ソースにあります。

  • 既定のフィールドがワークブックの名前空間で見つからなくなりました (つまり、削除されました)。

  • Tableau からの接続が試行されている間に、ユーザーがデータ ソースへのクエリをキャンセルしました。

注: Tableau Desktop では、これらのクエリはワークブックを開いて当該のフィールドのデータ ソースに初めて接続したときに評価されます。Tableau Server と Tableau Online でも同じことが当てはまりますが、返される値はサーバーのキャッシュ ポリシーによって異なります。

既定のフィールドで値が返されない場合、パラメーターは次のように動作します。

  • 現在の値は、最新の有効な値を維持します。
  • Tableau ではクエリから返された値がワークブック内でシリアル化されないため、値のリストは空になります。

現在の値をパラメーターに割り当てるには、値のリストに含める必要があります。値のリストが空の場合、パラメーターにはデータ型に従ってフォールバック値 (整数の場合は 1、浮動小数点数の場合は 1.0、文字列の場合は ""、日付と日時の場合は現在の日付) が割り当てられます。

パラメーターの編集

パラメーターの編集は、[データ] ペインまたはパラメーター コントロールから行うことができます。パラメーターを編集するには、次の手順を行います。

  1. 次のいずれかを実行します。

    • [データ] ペインでパラメーターを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[編集] を選択します。

    • パラメーター コントロールのカード メニューで、[パラメーターの編集] を選択します。

  2. [パラメーターの編集] ダイアログ ボックスで、必要に応じて変更します。

  3. 終了したら、[OK] をクリックします。パラメーターと、そのパラメーターを使用する計算が更新されます。

パラメーターを削除するには、[データ] ペインで右クリックし、[削除] を選択します。削除したパラメーターを使用する計算フィールドは、無効になります。

計算でのパラメーターの使用

パラメーターを使用すると、計算で値を動的に変更することができます。計算 (およびその計算に依存するすべて) を手動で編集するのではなく、パラメーターを使用することができます。値を変更する場合、パラメーター コントロールを開いて値を変更すると、そのパラメーターを使用するすべての計算が更新されます。

パラメーターを計算で使用するには、[データ] ペインからパラメーターをドラッグし、計算エディターにドロップします。計算式の新しい場所に挿入することも、現在の計算式の一部として置き換えることもできます。

フィルターでのパラメーターの使用

パラメーターを使用すると、上位 N フィルターで値を動的に変更することができます。フィルターに表示する値の数を手動で設定する代わりに、パラメーターを使用できます。値を変更する場合、パラメーター コントロールとフィルター更新を開きます。たとえば、総収益に基づいて上位 10 位の製品を表示するフィルターを作成する場合、固定値 "10" の代わりにパラメーターを使用できます。この方法では、フィルターをすばやく更新して上位 10 位、20 位、30 位の製品を表示できます。

パラメーターのリストは、[フィルター] ダイアログ ボックスの [上位] タブのドロップダウン リストに表示されます。フィルターで使用するパラメーターを選択します。

パラメーター コントロールを表示するには、[データ] ペインでパラメーターを右クリックし、[パラメーターの表示] を選択します。パラメーター コントロールを使用して、上位 10 位、15 位、20 位などの製品を表示するようにフィルターを変更できます。

リファレンス ラインでのパラメーターの使用

パラメーターを使用すると、リファレンス ライン、バンド、またはボックスを動的に変更することができます。たとえば、軸上の固定された場所にリファレンス ラインを表示する代わりに、パラメーターを参照できます。その後、パラメーター コントロールを使用して、リファレンス ラインを移動できます。

パラメーターのリストは、[リファレンス ライン、バンド、またはボックスの追加] ダイアログ ボックスの [値] ドロップダウン リストに表示されます。使用するパラメーターを選択します。

リファレンス ラインは、パラメーターによって指定された [現在の値] に描画されます。パラメーター コントロールを開くには、[データ] ペインでパラメーターを右クリック (Mac では control を押しながらクリック) し、[パラメーターの表示] を選択します。このパラメーター コントロールを使用して、リファレンス ラインが描画された場所を変更できます。

viz でのパラメーター コントロールの表示

パラメーター コントロールとは、ユーザーがパラメーター値を変更できるワークシート カードです。パラメーター コントロールは、ビューを変更するコントロールを含んでいるという点でフィルター カードとよく似ています。ワークシートとダッシュボードでパラメーター コントロールを開くことができます。これらのパラメーター コントロールは、Web に保存するか Tableau Server にパブリッシュするときに埋め込まれます。

パラメーター コントロールを開くには、[データ] ペインでパラメーターを右クリック (control を押しながらクリック) し、[パラメーターの表示] を選択します。

他のカードと同様に、パラメーター コントロールにはカードの右上隅にあるドロップダウン矢印を使用して開くことができるメニューがあります。このメニューを使用して、コントロールの表示をカスタマイズします。たとえば、値のリストをラジオ ボタン、コンパクトなリスト、スライダー、フィールド内の型として表示することができます。このメニューでどのオプションを使用できるかは、パラメーターのデータ型と、パラメーターが値のすべて、リスト、または範囲のうちどれを受け入れるかに応じて異なります。

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