schema.ini ファイルを作成する

Tableau で .csv ファイルを使用してカスタム ジオコーディング情報をインポートしようとすると、「.csv に一意の列が含まれていないので、.csv を使用できません」というエラー メッセージが表示されることがあります。

これは、ご使用の .csv ファイルに数字の郵便番号などの数値データが含まれている可能性があるためです。Tableau は、新しい地理的役割にはテキスト フィールドのみを承認します。ただし、 schema.ini ファイルを作成し、インポートする数値フィールドをテキスト フィールドとして処理するように Tableau に指示できます。

schema.ini ファイルは、Microsoft JET エンジンに関連付けられた Microsoft 構成ファイルです。これは、データ構造、日付形式、およびその他の設定を含むテキスト ファイルのコンテンツを解釈する方法を JET に指示します。たとえば、インポート ファイルに含まれる郵便番号をテキストとして処理するように指定する schema.ini ファイルを作成すると、マップ上に郵便番号をプロットできます。

schema.ini ファイルを作成するには

  1. テキスト ファイルを開きます。

  2. テキスト ファイルで、次の構文を使用してインポート ファイル内の各列の名前とデータ型を指定します。

  3. [YOURCSVFILENAME.csv]
    ColNameHeader=True
    Format=CSVDelimited
    Col1="Name of 1st Column Header in your .csv file" Dataype
    Col2="Name of 2nd Column Header in your .csv file" Dataype
    Col3="Name of 3rd Column Header in your .csv file" Dataype
    Col4="Name of 4th Column Header in your .csv file" Dataype

    たとえば、インポート (.csv) ファイルに [ドイツの郵便番号][緯度]、および [経度] 列が含まれており、German Postal Codes.csv と命名されている場合、schema.ini ファイルは次のようになります。

    [German Postal Codes.csv]
    ColNameHeader=True
    Format=CSVDelimited
    Col1="German Post Code" Text
    Col2="Latitude" Double
    Col3="Longitude" Double

  4. このファイルを schema.ini として .csv ファイルと同じフォルダーに保存します。

これで、Tableau に schema.ini ファイルをインポートする準備ができました。

関連項目

Tableau が認識しない場所をジオコーディングし、マップ上にプロットする(新しいウィンドウでリンクが開く)

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