サマリー カード
"サマリー カード" は [カードの表示/非表示] ツールバー メニュー から使用でき、選択項目またはデータ ソース全体についての情報を簡単に表示できます。
ビューでデータを選択すると、サマリー カードが更新され、選択項目に含まれているデータに関する情報のみが表示されます。
既定でサマリー カードには、ビュー内のデータの合計値、平均値、最小値、最大値、および中央値が表示されます。サマリー カードの値は更新され、選択しているデータ ポイントのこれらの値を表示します。(平均値は、すべての関連値を合計し、値の合計数で除算することで計算されます。中央値は、値を最小から最大の順に並べ替え、中央の値を選択することで計算されます。)カードの最上部にあるカウント値はビューまたは選択箇所のマーク数を示します。
サマリー カードのドロップダウン メニューを使用すると、次の追加的な統計を表示できます。
標準偏差
平均値の周辺のデータ分散のメジャー。データそのものと同じ単位で測定されます。サンプル標準偏差は、母集団標準偏差の不偏推定値に多少の修正を加えたものです。この標準偏差には修正が含まれています。
第 1 四分位数
分散の堅牢なメジャーを得るために、一般的に他の四分位数と共に使用される場所のメジャーです。この場合の堅牢とは、外れ値に対して標準偏差ほど敏感ではないことを意味します。第 1 四分位数は 25% に相当し、通常はボックスプロット内の下の線になります。
第 3 四分位数
分散の堅牢なメジャーを得るために、一般的に他の四分位数と共に使用される場所のメジャーです。この場合の堅牢とは、外れ値に対して標準偏差ほど敏感ではないことを意味します。第 3 四分位数は 75% に相当し、通常はボックスプロット内の上の線になります。
歪み
片側にデータの極値がある傾向のメジャー。正の歪みとは極値が右側にあり、負の歪みとは極値が左側にあることを意味します。
過剰な尖度
データが正規分布より極値または外れ値にある傾向のメジャー。正規分布は尖度 3 であるため、この値は尖度 -3 です。