Oracle Eloqua
このトピックでは、Tableau を Oracle Eloqua データに接続し、データ ソースを設定する方法について説明します。また、日付範囲選択がパフォーマンスにどのような影響を与えるかについても説明します。
注: Tableau では代替コネクタを作成中です。完成後、このページに追加されます。
警告: Oracle Eloqua コネクタは、2023.1 リリースで非推奨になりました。コネクタは廃止されるまで使用できます。コネクタが廃止されると、Tableau ユーザー インターフェイスから削除され、そのコネクタを使用するデータ ソースは期待通りに動作しなくなります。代替コネクタが利用可能になると、非推奨のコネクタは 1 ~ 2 回のリリースを経てから廃止されます。
注: このコネクタの最新情報については、Tableau の現在のバージョンの Oracle Eloqua のヘルプ トピックを参照してください。
開始する前に、接続用にこの情報を収集して確認します。
次の Eloqua セキュリティ グループのメンバーである必要があります。
上級ユーザー - マーケティング
API ユーザー
会社名
ユーザー名
パスワード
- Tableau を起動し、[接続] の下で [Oracle Eloqua] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ] の [詳細] を選択します。その後、次を実行します。
会社名、ユーザー名およびパスワードを入力してから、[サインイン] を選択します。
[フィルター タイプ]: [相対的日付範囲] または [固定日付範囲] を選択してから、範囲を選択または指定します。
[接続] を選択します。
Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。ネットワーク管理者または Eloqua 管理者に連絡してください。
認証資格情報の検証後、Eloqua コネクタは必要時にのみ認証を求めるプロンプトを表示します。[サインアウト] オプションにより、認証プロセスが再度開始されます。
データ ソース ページで次の手順を行います。
(任意) ページ上部にある既定のデータ ソース名を選択し、Tableau で使用する一意のデータ ソース名を入力します。たとえば、データの他のユーザーが、どのデータ ソースに接続するか推測するのに役立つ命名規則を使用します。
[表] から表を選択し、キャンバスの一番上にドラッグします。
シート タブを選択して分析を開始します。
シート タブを選択すると、Tableau は抽出を作成してデータをインポートします。Tableau Desktop では Eloqua 用の抽出のみサポートされることに注意してください。データを更新するには、抽出を更新します。詳細については、データの抽出を参照してください。
抽出の作成には、含まれるデータの量に応じて時間がかかる場合があります。
アクセラレーターを使用すると、Tableau Desktop と Tableau Cloud の主要なビジネス メトリクス向けに作成された有益なダッシュボード デザインをすばやく構築できます。詳細については、「アクセラレーターを使用してデータを迅速に可視化する」を参照してください。
分析を行う際、できるだけ多くのデータを収集することは魅力的ですが、Eloqua からの記録の取得には時間がかかる可能性があります。Tableau では、データを取得するまで、特定の日付範囲内にどのくらいのデータがあるかわかりません。このため、最初に日付範囲を限定し、パフォーマンスを評価した後で範囲を広げる必要があります。[データ ソース] ページで日付範囲を変更できます。[接続] から接続のドロップダウン矢印を選択し、[接続の編集] を選択します。
Eloqua からデータを取得するのにかかるおよその時間を把握するため、高速接続を使用してテストが実施されました。この表は、テスト環境において、指定された数のレコードを取得するためかかった時間を示しています。コネクターはリクエスト毎に 1000 レコードを取得します。
レコード数 | 取得までの時間 |
---|---|
50,662 レコード | 3 分 17 秒 |
95,214 行 | 6 分 14 秒 |
194,679 行 | 12 分 55 秒 |
フィールド制限
一部の Eloqua テーブルは、250 を超えるフィールドを使用するようカスタマイズできます。Tableau は現在最初の 250 フィールドを取得し、残りを無視します。[イベント]、[カスタム オブジェクト]、[契約]、または [アカウント] テーブルを選択し、Tableau が取得可能な以上のフィールドがある場合、Tableau に警告が表示されます。
1 日の表の要求制限
Tableau によって要求された各表は、Eloqua 要求の 1 日の制限である 2000 に対してカウントされます。この制限を超えると、Eloqua オペレーションによって Tableau が無効化されることがあります。その場合、アカウント所有者に連絡が入ります。Eloqua Marketing Operations Center を使用して、Eloqua での 1 日の使用量を監視できます。
増分更新
すべてのアクティビティ ラベル ("アクティビティ-すべて" は例外) で増分更新を実装できるようになりました。詳細については、抽出の更新(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。
関連項目
- データ ソースの設定 – このデータ ソースにさらにデータを追加したり、データ分析の前にデータを準備したりします。
- グラフの構築とデータの分析 – データ分析を開始します。