IBM DB2

この記事では、Tableau を IBM DB2 データベースに接続し、データ ソースを設定する方法について説明します。また、IBM DB2 for z/OS データベースに接続するためにこのコネクタを使用することもできます。どの DB2 データベースがサポートされているかを確認するには、技術仕様を参照してください。

注: Tableau では、"i" シリーズを除くすべてのバージョンの IBM オペレーティング システム プラットフォームがサポートされています。

はじめる前に

開始する前に、次の接続情報を収集します。

  • 接続するデータベースをホストするサーバーの名前 (ホスト名) とポート番号

  • データベース名

  • ユーザー名 (ユーザー ID) とパスワード

  • SSL サーバーに接続している場合

  • (オプション) Tableau が接続するたびに初期 SQL ステートメントを実行する

Windows コンピューター上の Tableau Desktop でこのコネクターを使用します。

ポートの設定

ポート番号は、接続するサーバーのタイプと暗号化ポートに接続するかどうかによって異なります。一般的に、非暗号化ポートには 50000 を使用し、暗号化ポートには 60000 を使用します。サーバーは、非標準ポートを使用するように設定されている場合があります。接続するポートが不明な場合は、管理者に連絡してください。

SSL 要件

このコネクタによって、SSL 認証を使用してサーバーに接続できます。SSL 環境で作業している場合、コンピューターはおそらくすでに SSL をサポートするように設定されています。Tableau との SSL 接続に問題が生じている場合は、次の IBM ソフトウェアがコンピューターにインストールされていることを確認してください。

  • IBM Data Server Runtime Client v10.5fp3 以上

  • GSK8 SSL ライブラリ

注: IBM Data Server Runtime Client と GSK8 ライブラリのビット数は同じである必要があります。たとえば、両方が 32 ビットまたは 64 ビットのいずれかでなければなりません。詳細については、IBM Web サイトの「Installation of the GSK8 SSL Library」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

必要なドライバー

このコネクタにはデータベースとやり取りするためのドライバーが必要です。お使いのコンピューターにはすでに必要なドライバーがインストールされています。ドライバーがコンピューターにインストールされていない場合、Tableau によって「ドライバー ダウンロード」(新しいウィンドウでリンクが開く)ページへのリンクを含むメッセージが接続ダイアログ ボックスに表示されます。このページで、ドライバーのリンクとインストール手順を確認できます。

接続してデータ ソースを設定する

  1. Tableau を起動し、[接続] の下で [IBM DB2] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ][詳細] を選択します。その後、次を実行します。

    1. データベースをホストするサーバーの名前 (ホスト名)、ポート番号、および接続するデータベースの名前を入力します。

    2. ユーザー名 (ユーザー ID) とパスワードを入力します。

      Tableau が接続できない場合は、認証資格情報が正しいことを確認します。引き続き接続に失敗する場合は、コンピューターにおけるサーバーの検出に問題があります。ネットワーク管理者またはデータベース管理者に連絡してください。

    3. (任意) ワークブックを開いたときや、抽出を更新、Tableau Server にサインイン、または Tableau Server にパブリッシュするときなど、毎回接続の始めに実行する初期 SQL コマンドを指定するには、[初期 SQL] を選択します。詳細については、初期 SQL の実行を参照してください。

    4. [サインイン] を選択します。

  2. データ ソース ページで次の手順を行います。

    1. (任意) ページ上部にある既定のデータ ソース名を選択し、Tableau で使用する一意のデータ ソース名を入力します。たとえば、データの他のユーザーが、どのデータ ソースに接続するか推測するのに役立つ命名規則を使用します。

    2. [スキーマ] ドロップダウン リストから、スキーマを選択するかテキスト ボックスを使用して、名前でスキーマを検索します。

    3. [表] で、表を選択するかテキスト ボックスを使用して、名前で表を検索します。

    4. 表をキャンバスにドラッグしてから、シート タブを選択して分析を開始します。

      カスタム SQL を使用して、データ ソース全体ではなく、特定のクエリに接続します。詳細については、カスタム SQL クエリへの接続を参照してください。

注: Tableau は DECFLOAT データ型をサポートしていません。

関連項目

Db2 データベースへの Tableau の接続 (英語)(新しいウィンドウでリンクが開く) - IBM Web サイトで接続の手順を確認してください。

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