Azure Data Lake Storage Gen2
この記事では、Azure Data Lake Storage Gen2 に接続し、データ ソースを設定する方法について説明します。
始める前に、次のリストの項目を確認してください。
OAuth 経由の Azure Active Directory のアカウント認証資格情報を取得する
Azure Storage エンドポイントの URL を取得する
Tableau がサポートしている認証は OAuth のみです。認証を許可するには、「connectors.tableau.com」を許可リストに登録する必要があります。
注: このコネクタは、Azure アカウントの既定のテナントのみを使用します。Tableau で Azure Data Lake Storage Gen 2 リソースを使用するには、それらを既定のテナントに関連付ける必要があります。
推奨事項
カスタム OAuth クライアントを設定して会社の IT ポリシーを適用する
カスタム OAuth クライアントを使用すると、独自の IT ポリシーに従って OAuth 設定を制御できます。独自の OAuth クライアントを使用するオプションにより、Tableau のリリース サイクルや、Tableau の OAuth クライアントのローテーション スケジュールに縛られることがなくなります。独自の OAuth クライアントを設定する方法については、「サイトのカスタム OAuth の構成」を参照してください。
Tableau を起動し、[接続] で [Azure Data Lake Storage Gen2] を選択します。データ接続の完全なリストについては、[サーバーへ] の [詳細] を選択します。
既定のブラウザーのタブで Tableau を開き、以下を実行します。
Azure アカウントを使用して Azure Data Lake Storage Gen2 にサインインします。リストから 1 つを選択するか、[別のアカウントを使用する] を選択して、メール アドレスまたは電話番号を入力します。
[同意する] を選択して、Tableau が Azure Data Lake Storage Gen2 データにアクセスできるようにします。
通知されたらブラウザー ウィンドウを閉じます。
データ ソース ページで次の手順を行います。
[参照] タブで、Azure アカウントの Azure ストレージ エンドポイントを入力します。
注: ストレージ アカウントでは、"Data Lake Storage Gen2" が有効になっている必要があります。
- 使用するファイルに移動して、選択します。
または
[File URL (ファイルの URL)] タブで、ファイルの URL を入力します。
Azure ストレージ アカウントについて
Tableau で Azure Data Lake Storage Gen2 を使用する場合、次のうち少なくとも 1 つを使用するストレージ アカウントに設定する必要があります。
- アクセスするファイルに対して明示的に付与された読み取りパーミッション (フォルダーの読み取り/実行)
- アカウントに割り当てられたストレージ BLOB データ閲覧者またはストレージ BLOB データ所有者のロール
ストレージ アカウントの設定の詳細については、Microsoft サイトの「Azure Data Lake Storage Gen2 で使用するストレージ アカウントを作成する」を参照してください。
Azure ストレージ アカウントには、さまざまなサービスに関連付けられた複数のエンドポイントを含めることができます。Tableau から "Data Lake Storage Gen2" に有効なストレージ エンドポイントに接続します。
ストレージ アカウントが構成されている場合、Tableau からの適切なアクセスを許可するには、BLOB サービスに対して次の CORS オプションを有効にする必要があります。
許可されるオリジンは「*」に設定します。許可されるメソッドは「GET, OPTIONS」に設定します。
許可されるヘッダーは「*」に設定します。
Azure ストレージ アカウントには、さまざまなサービスに関連付けられた複数のエンドポイントを含めることができます。Tableau から "Data Lake Storage Gen2" に有効なストレージ エンドポイントに接続します。
関連項目
- データ ソースの設定 – このデータ ソースにさらにデータを追加したり、データ分析の前にデータを準備したりします。
- グラフの構築とデータの分析 – データ分析を開始します。