INCLUDE 詳細レベル表現

INCLUDE 詳細レベル表現は、ビューに含まれるディメンションに加えて、指定されたディメンションを使用して値を計算します。

INCLUDE 詳細レベル表現は、データベース内では細かな詳細レベルで計算し、ビュー内では大まかな詳細レベルで再集計して表示するのに便利です。INCLUDE 詳細レベル表現に基づくフィールドは、ビューに対してディメンションを追加または削除するに従って変化します。

例 1

次の INCLUDE 詳細レベル表現は、顧客ごとの売上高合計を計算します。

{ INCLUDE [Customer Name] : SUM([Sales]) }

計算が AVG として集計され、[行] シェルフに配置され [地域] ディメンションが [列] シェルフに配置されると、ビューには地域ごとの顧客の平均売上高が表示されます。

[Sales (売上)] メジャーを [行] シェルフにドラッグすると、売上高の合計 (地域ごとに 390,000 ドルから 700,000 ドルの間) と顧客あたりの平均売上高 (地域ごとに 750 ドルから 1100 ドルの間) との差異が結果として表示されます。

例 2

次の INCLUDE 詳細レベル表現は、各州ベースでの売上高合計を計算します。

{ INCLUDE [State] : SUM(Sales)}

[行] シェルフに直接計算を入力し、フィールドのコンテキスト メニューを使用して集計を AVG に変更します。結果のビューは、カテゴリ全体の州ごとに売上高の合計を平均します。

ビューは、"Segment (セグメント)"[列] に追加し、アドホック計算を [列] から [ラベル] にコピー (Ctrl+ ドラッグを使用) することでさらに拡張できます。下のイメージでは、"Segment (セグメント)"[色] までドラッグしてから、美的な効果を出すため、色を編集しています。これで州ごとの売上高の平均合計が、カテゴリや区分を横断するとどのように変化するかを確認できます。

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