一意の値の定義

: 以下の内容は、特定の多次元 (キューブ) データ ソースにのみ適用されます。

Tableau でビューを構築する際に、フィールドに同名のメンバーが複数表示されることがあります。たとえば、数年間にわたる月間収益の平均を示すビューがあるとします。2 月が複数回表示されます (各年につき 1 回ずつ)。

2 月という名前は重複していますが、2 月の各インスタンスは類似または一意の値にすることができます。これらを類似と見なしている場合は、年度のフィールドを [色] に移動すると、同じ列に表示されます。ただし、これらを一意と見なしている場合は、2 つの異なる値として扱われます。

日付や時刻のフィールド内で名前が重複することは一般的に問題ありませんが (前の例のように)、顧客名のフィールドで名前が重複している場合、2 人の顧客を同じ人物であると見なすことは望ましくありません。

Tableau で重複する値を一意と見なすかどうかを定義するには、[データ] ペインのディメンションを右クリック (Mac では Control を押しながらクリック) し、[一意の値] コンテキスト メニューで次のいずれかを選択します。

  • キーによって: 各メンバーは、データベースの設定時にシステム管理者によって指定されたキーに基づいて一意と見なされます。同名であっても異なるキーのメンバーは、一意の値として扱われます。

  • 名前によって: 各メンバーは、メンバー名に基づいて一意と見なされます。同名のメンバーは (キーにかかわらず) 同じものとして扱われます。

既定では、一意の日付値と時刻値は名前で判断され、他のすべての値はキーで判断されます。