データ接続のために保存された認証資格情報の管理
保存された認証資格情報は、認証資格情報の入力を要求されずにデータ ソースに接続できるようにします。接続のために保存された認証資格情報には OAuth アクセス トークン、またはユーザー名とパスワードなどのその他の認証資格情報があります。保存された認証資格情報は [アカウント設定] ページで管理できます。
注: Web 上で Tableau Prep フローを編集する場合、再認証を求められる場合があります。
保存された認証資格情報を使用した接続のテスト
コネクターがテスト機能をサポートする場合、接続を保存された認証資格情報でテストできます。
Tableau Server または Tableau Cloud にサインインし、[アカウント設定] ページを表示します。
[保存済み認証資格情報] セクションで、テストしたい保存済み接続の横にある [テスト] リンクを選択します。
このテストにより Tableau Cloud または Tableau Server がこの対応する保存された認証資格情報を使用してアカウントにアクセスできることを確認できます。テテストが成功したにもかかわらず、この接続管理を通じてデータにアクセスできない場合は、入力した認証資格情報でデータにアクセスできることを確認してください。
たとえば、誤って個人の Gmail アカウントを使用して接続を作成している場合や、異なるアカウントを使用して Google Analytics データベースにアクセスしている場合は、保存済み認証資格情報を削除して、適切な Gmail アカウントを使用してサインインする必要があります。
保存済み認証資格情報の更新
サイトにカスタム OAuth クライアントを構成した後は、既存の Tableau コンテンツからのデータ アクセスが中断されないようにするために、保存済み認証資格情報を更新することをお勧めします。保存済み資格情報を更新するには、以前保存された特定のコネクタの認証資格情報を削除してから、もう一度追加します。
保存済み資格情報をもう一度追加すると、新しい Tableau コンテンツと既存の Tableau コンテンツの両方で、
Tableau Server にサインインし、[マイ アカウントの設定] ページに移動します。
[データ ソースの保存済み認証資格情報] で、次の手順を実行します。
コネクタの保存済み認証資格情報の横にある [削除] をクリックします。
同じコネクタの横にある [追加] をクリックし、プロンプトに従って 1) サイト管理者から通知されたカスタム OAuth クライアントに接続し、2) 最新の認証資格情報を保存します。
保存されたすべての認証資格情報のクリア
[保存されたすべての認証資格情報の削除] を選択すると、ユーザー アカウントから以下の項目が削除されます。
アカウントに保存されているすべての接続用の認証資格情報。
注意:これらの保存された認証資格情報のいずれかがパブリッシュ済みワークブックやデータ ソースで保存されている場合、これらのトークンを削除するとデータ ソースへのアクセスもそれらの場所から削除されます。事実上、これはまるで影響を受ける保存された認証資格情報が使用されるあらゆる場所で「鍵を変える」ようなものです。
パブリッシュされたデータ抽出やそれらに接続するワークブックへのアクセスに使用しているパスワード。
保存済み認証資格情報の削除
データへの Tableau アクセスを削除するには、アカウントからそのデータへの接続に関連する保存された認証資格情報を削除します。認証資格情報を削除したら、次回アクセスする際にデータにサインインする必要があります。これにより、保存済み認証資格情報が新たに作成されます。管理者は、すべてのユーザーが同じ共有認証資格情報を使用してデータ ソースに接続するよう選択できます。この場合、保存された認証資格情報はすべてのユーザーのデータ接続に関連付けられます。また、認証資格情報は [アカウント設定] ページの [保存済み認証資格情報] には表示されません。
注:Tableau Server ユーザーであるものの、保存済み認証資格情報を削除できない場合は、サーバー設定で [ユーザーにデータ ソース アクセス トークンの保存を許可] オプションをクリアしたかどうかについて、管理者に問い合わせてください。