Tableau Cloud の IP フィルターの設定
IP フィルタリングは、Tableau Cloud サイトへのアクセスを制御するセキュリティ機能です。IP フィルタリングを使用して、承認された IP アドレスまたは IP 範囲のリストを定義すると、特定の承認された場所から接続しているユーザーやサービスのみがサイトに正常にアクセスして操作できるようになります。
このトピックでは、Tableau Cloud で IP フィルタリングを追加して管理する方法について説明します。
IP フィルター使用時の注意点
ユーザーやサービスが、設定された IP フィルタリングを使用してサイトにアクセスしようとすると、以下のようになります。
IP フィルタリングの影響
IP フィルタリングは、受信トラフィックを、サイト向けに定義した承認済み IP アドレスおよび IP 範囲のリストと照合することによってセキュリティを提供します。この制限は、サイトにアクセスしようとする次のようなすべてのインバウンド トラフィック タイプに適用されます。
Web ブラウザーを介したアクセス
Tableau Desktop 接続
REST API 呼び出し
埋め込まれたビュー
バックエンドの動作と例外
IP フィルタリングは、Tableau Bridge など、バックグラウンドで実行されるプロセスには影響しません。たとえば、Bridge コンピューターが承認済み IP フィルター リストにない場合、バックグラウンドで動作し続けていても、Bridge のステータスは Bridge 設定ページに表示されません。
サインインの動作
Tableau Cloud へのサインインは、IP フィルタリングとは別に機能します。
ユーザーの IP アドレスで 1 つまたは複数のサイトにアクセスすることがブロックされている場合でも、ユーザーは
www.online.tableau.comに正常にアクセスできます。ユーザーが複数のサイト (フィルタリングされているサイトとそうでないサイト) のメンバーである場合も、サインイン後にサイト ピッカー メニューにすべてのサイトのリストが表示されます。
アクセスが拒否されるのは、ユーザーまたはサービスが未承認の IP アドレスから特定のサイトを選択しようとするか、特定のサイトに接続しようとした場合のみです。
サイトで IP フィルターを設定する
IP フィルターをサイトに追加するには、次の手順を実行します。
Tableau Cloud サイトに管理者としてサインインし、[設定] を選択します。
[セキュリティ] タブで、[IP フィルタリング] までスクロールします。
[IP フィルタリングを有効にする] チェックボックスをオンにします。デバイスの IP アドレスを示すインライン メッセージが表示されます。

[新しい IP アドレスと IP 範囲] セクションで、次のいずれかのオプションを使用して、フィルタリングする IP アドレスを定義します。
Individual address (個別アドレス): フィルタリングする IP アドレスを入力します。さらに多くのアドレスをフィルタリングするには、[追加] をクリックします。
一括エディター: ドロップダウン メニューを展開し、[IP アドレス一括エディター] を選択します。ダイアログで、フィルタリングする IP アドレスと IP 範囲を入力します。1 行に入力できる IP アドレスまたは IP 範囲は 1 つだけです。

重要: IP フィルターを保存する前に、承認済みアドレスのリストに現在の IP アドレスが含まれていることを確認します。現在の場所を除外する IP フィルターを定義すると、サイトからロックアウトされる可能性があります。
[保存] をクリックします。
IP フィルターの設定は保存されますが、サイトに変更が適用されるまで最大 15 分かかる場合があります。
IP フィルターを更新または削除する
サイトの IP フィルターに変更を加えるには、次の手順を実行します。
Tableau Cloud サイトに管理者としてサインインし、[設定] を選択します。
[セキュリティ] タブで、[IP フィルタリング] までスクロールします。
IP アドレスを更新するには、次のいずれかのオプションを使用します。
Individual address (個別アドレス): 編集する行を選択して、変更を直接加えます。
一括エディター: ドロップダウン メニューを展開し、[IP アドレス一括エディター] を選択します。ダイアログで、IP アドレス リストに変更を加えます。1 行に入力できる IP アドレスまたは IP 範囲は 1 つだけです。
IP アドレスを削除するには、削除する行の横にある削除アイコンを選択します。
[保存] をクリックします。
サイトで IP フィルタリングをオフにする
IP フィルタリングをオフにすると、定義したアクセス制限が削除されます。サイト上のライセンス ユーザーは、その IP アドレスに関係なくサインインできます。IP フィルターをオフにすると、IP アドレスと IP 範囲のリストは完全に削除されます。IP フィルタリングをもう一度設定する場合は、許可リストをコピーすることをお勧めします。
IP フィルタリングをオフにするには、次の手順を実行します。
Tableau Cloud サイトに管理者としてサインインし、[設定] を選択します。
[セキュリティ] タブで、[IP フィルタリング] までスクロールします。
(オプション) IP アドレスと IP 範囲のリストをコピーします。
[IP フィルタリングを有効にする] チェックボックスをオフにします。

[保存] をクリックします。
トラブルシューティング
IP フィルターの適用後にサイトへのアクセスを回復する
IP フィルターを設定した後でサイトにアクセスできなくなった場合は、次のオプションを使用してアクセスを回復できます。
Ask another site admin (別のサイト管理者に依頼する): IP フィルターの影響を受けない別のサイト管理者に連絡し、フィルター リストを更新または削除してもらいます。
Try a different IP address (別の IP アドレスを試す): 許可されていることがわかっている別のデバイスまたはネットワーク (VPN など) からサイトにアクセスします。サインインできる場合は、IP フィルターを更新または削除します。
自分が唯一のサイト管理者で、すべてのアクセス権を失った場合は、Tableau アカウント マネージャーにサポートを求めてください。もう一度サインインできるようになるには、Tableau が IP フィルターを手動でリセットまたは更新する必要があります。
