Tableau Cloud Manager の使用

近日公開: Tableau Cloud Manager (TCM) は 2024 年秋にリリースされる予定です。サイト管理者には、TCM が利用可能になる 2 週間前に電子メールをお送りします。

Tableau Cloud Manager (TCM) は、組織の Tableau Cloud サイトを監視できる、一元的な管理インターフェイスを管理者に提供します。Cloud 管理者は、サイトの作成と編集、ユーザーの管理、複数のサイトにわたるライセンスの使用数の監視を、TCM を使用して 1 つの場所から実行できます。TCM 内で行われた変更はすべて最上位レベルであるテナントに適用され、関連するすべてのサイトにわたって共有されるため、管理とガバナンスが合理化されます。

Tableau Cloud Manager REST API の機能の詳細については、「Tableau Cloud Manager REST API」(新しいウィンドウでリンクが開く)を参照してください。

Cloud 管理者は、TCM 内で明示的に割り当てられたロールである Tableau Cloud Manager にアクセスできる唯一のユーザーです。通常、ほとんどの Cloud 管理者は単一の TCM テナントにアクセスしますが、組織の構造によっては複数のテナントへのアクセスを許可することもできます。

TCM の機能について説明したので、次は Tableau Cloud 内で TCM が管理する概念について詳しく見ていきましょう。

Tableau Cloud のテナントとサイトの管理の理解

Tableau Cloud Manager (TCM) を使い始める前に、テナントとサイトの概念を学習して Tableau Cloud の管理構造を理解することが重要です。

テナント: Tableau Cloud のテナントは、組織の Tableau Cloud の展開を網羅する最上位の管理レイヤーです。テナントは、すべてのサイト、ユーザー、ライセンスを包含する入れ物と考えることができます。Cloud 管理者は TCM を通じてこのレベルで操作し、Tableau Cloud を一元的に制御します。この構造内で、TCM は、ユーザーの追加や削除、ライセンス管理など、複数のサイトの設定を変更できる一元的な場所として機能します。

サイト: 比較すると、サイトはテナントの下にあり、特定のチーム、部門、またはプロジェクトのためのワークスペースまたは専用環境と考えることができます。各サイトには一連のコンテンツ、ユーザー、パーミッションが独自にあり、サイト管理者がそれらを管理します。サイト管理者は、ワークブック、データ ソース、ユーザー アクセス権の管理など、個々のサイトを制御できますが、テナント レベルで設定された制約の範囲内で操作します。サイトは、テナントの管理機能を渡すことなく、コラボレーションと分析に集中できる場所です。

要約すると、テナントはすべてのサイトを包含する管理レイヤーであり、サイトはチームが独立して作業できる囲まれた環境です。この構造により、テナント レベルでの一元的な制御とサイト レベルでの柔軟な管理が可能になり、組織は Tableau Cloud を効率的に、かつセキュリティを確保して拡張できるようになります。

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