Tableau のメンテナンス

このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。

組織全体で分析の利用が増えるに従い、Tableau はビジネス上のデータに基づいた意思決定でミッションクリティカルなものになっていきます。定期的にメンテナンスを行うことにより、Tableau 導入環境の最適なコンディションでの実行を維持できます。また、メンテナンス上の意思決定の大半で基盤になるのは、監視データです。

分析の利用増加を支えるには、Tableau Server のパフォーマンスチューニング、負荷テスト、キャパシティプランニングなど、変革管理のプロセスを運用します。Tableau Server と Tableau Cloud のどちらでも、アップグレードを計画して実施するには、Tableau の新しいバージョンに移行するためのコミュニケーション、教育、サポートの計画を並行して行う必要があります。

Tableau Server

Tableau Server 管理者は、Server のステータスの確認、Server のアクティビティの分析と監視、スケジュールされたタスクの管理、その他のメンテナンス作業を行います。以下は、Tableau Server のメンテナンスアクティビティの一覧です。

タスク

説明

手段

頻度

Active Directory の同期

Active Directory グループを同期する

Tableau Server の設定

毎日

本番環境のバックアップ

Tableau Server クラスター外の場所にコンテンツと設定をコピーし、過去 7 日間分を保持する

Tableau サービスマネージャーのコマンドラインインターフェイス

毎日

テスト環境に本番環境を復元

テスト環境を本番環境の最新の状態と同じにする

Tableau サービスマネージャーのコマンドラインインターフェイス

負荷テスト、アップグレードのテスト、ベータプログラムへの参加を行う前

データベースのメンテナンス/

ログファイルのクリーンアップ

Tableau Server ログファイル、一時ファイル、Tableau Server の PostgreSQL データベースにある http_requests テーブルの行を、削除してアーカイブする

Tableau サービスマネージャーのコマンドラインインターフェイス

毎月

 

負荷テスト/
キャパシティプランニング

会社の環境、データ、ワークロード、使用状況プロファイルに対する Tableau Server のキャパシティを理解する

TabJolt (Windows のみ)

毎四半期

リソース管理

180 日間アクセスのなかった古いコンテンツをアーカイブする

管理ビュー

アップグレードするまで年に 2 ~ 4 回

アップグレード

新しいリリースを評価して、アップグレードを計画/実行する

Tableau サービスマネージャーのコマンドラインインターフェイス

スポンサーとプロジェクトチーム間で合意された頻度で実施

 

Tableau Cloud

Tableau Cloud の利点の 1 つは、SaaS 分析プラットフォームであるため、Tableau がメンテナンスを実行することです。その結果、最小限のメンテナンスアクティビティのみで済みます。

タスク

説明

手段

頻度

古いコンテンツの管理

180 日間アクセスのなかった古いコンテンツをアーカイブする

管理ビュー

年に 2 ~ 4 回

クライアントのアップグレード

新しいリリースを評価して、クライアントのアップグレードを計画/実行する

クライアントテスト

リリースのスケジュールに基づく

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