Tableau のライセンスタイプ

このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。

Tableau プラットフォームの価格設定とライセンスタイプの比較表は、データ活用を支援する価格体系のページに掲載されています。

購入済みのライセンスについて詳しく知るには、「ライセンスモデルとプロダクトキーを理解する」をご覧ください。

要求の厳しい今日の業務環境では、職務のパフォーマンスを上げるためにデータの利用が欠かせません。また、データとの関わり方は人それぞれです。そのため Tableau のユーザーベースライセンスは、あらゆるスキルレベルのユーザーに対応しており、信頼できる管理された環境で組織全体のデータ活用を実現します。

Tableau のライセンスタイプには Creator、Explorer、Viewer があり、各ニーズに応じた異なる機能が利用できるようになっています。Creator では、Tableau Prep Builder、Tableau Desktop、Tableau Server と Tableau Cloud のどちらかの、すべての機能を利用できます。データソースの設計、クリーニング、整備に加えて、インタラクティブなビジュアライゼーションやダッシュボードの作成が可能です。それに対して Explorer では、Tableau Server または Tableau Cloud 上で、Creator の機能の一部を利用しながら、既存のデータソースやワークブックを基にして新しいコンテンツを作成することができます。また Viewer では、パブリッシュされたビジュアライゼーションやダッシュボードの表示と操作ができ、誘導形式のドリルパス、フィルター、サブスクリプションの利用が可能です。

データを毎日操作するユーザーにも、事業部門のユーザーにも、データに基づいたインサイトを必要とする一方で分析の深い専門知識は持たないユーザーにも、ニーズに合わせたライセンスタイプが用意されています。適切なライセンスを割り当て、必要な教育を実施することで、職務で優れた成果を収めるための適切なツールを組織のユーザーに提供できます。

Tableau Creator

Creator ライセンスは、コンテンツを作成するユーザーを対象にしています。これには、管理されたデータを他のユーザーが分析するために使用するデータ ソースの設計、クリーニング、キュレーションが含まれます。または、他のユーザーが操作するビジュアライゼーションやダッシュボードの作成が含まれます。また、ユーザーがどの情報を探せるかを決定する、ガバナンスとパーミッションのモデルの設計も含まれます。

Creator になるのは次のようなユーザーです。

  • 日々の職務で分析が欠かせない

  • 分析する複数のデータソースを頻繁にマージする

  • 他のユーザーのためにデータソースを作成または整備する

  • 分析と同時にデータのクリーニングや変換を行う

  • Tableau Server または Tableau Cloud の導入環境を管理する

以下のアプリケーションの全機能にアクセスしてコンテンツを作成できます。

  • Tableau Prep Builder
  • Tableau Desktop
  • Tableau Server/Cloud

Tableau Explorer

Explorer ライセンスでは、Tableau Prep Builder の完全なデータ変換機能も、生データソースに接続する機能も必要としないユーザーが、管理された作成機能とデータ探索機能を利用できます。Explorer ユーザーは、パブリッシュされたデータへのアクセスと分析、独自のダッシュボードの作成と配布、自身が作成したコンテンツや変更のパーミッションを持つコンテンツの管理を自由に行えます。

Explorer になるのは次のようなユーザーです。

  • データ探索を実際に行うことを好む事業部門のデータユーザー

  • 他のユーザーが整備しているデータソースを使って、ビジュアライゼーションを作成したいと考えている

  • 他のユーザーが作成したビジュアライゼーションやダッシュボードのカスタマイズ、変更を行いたいと考えている

  • Tableau Server や Tableau Cloud のサイトにあるコンテンツの管理を担当している

Explorer ユーザーは、Tableau Server または Tableau Cloud で Tableau Creator 機能の一部を利用し、パブリッシュされた既存のデータソースやワークブックから新しいコンテンツを作成できます。

Tableau Viewer

Tableau Viewer では、パブリッシュされたビジュアライゼーションやダッシュボードを表示し、操作することができます。Viewer ユーザーに付与できるパーミッションには、パブリッシュされたコンテンツへのアクセス、誘導形式のドリルパスの利用、フィルターの適用のほか、定期的な更新情報やデータに基づいたアラートを受け取るための、ダッシュボードへのサブスクリプションもあります。

Viewer になるのは次のようなユーザーです。

  • 業務でデータに基づいたインサイトを必要としているが、詳しい分析を行う時間やスキルがない

  • 自身で作成するのではなく、他のユーザーが作成したビジュアライゼーションを操作したいと考えている

Tableau Viewer では、データの表示や操作を主に行うユーザーのニーズに合わせて、Tableau Server または Tableau Cloud で一部の機能を利用できます。

 

 

組織のそれぞれのビジネス部門が持つ関心やニーズに応じて、ライセンスタイプ (Creator、Explorer、Viewer) の割り当ては変わってきます。ユーザーの個々の職務に合ったライセンスタイプを割り当て、必要なトレーニングと教育を提供するようにしてください。

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