データサイエンスの統合
このコンテンツは、Tableau Blueprint の一部です。Tableau Blueprint は、組織がデータの活用方法を拡大および改善して、影響力を強化できるよう支援する成熟したフレームワークです。使用を開始する前に、まず評価(新しいウィンドウでリンクが開く)を受けてください。
データサイエンスチームは、急速に進化している多種多様なツールを利用して、データからインサイトを引き出しています。Tableau のインタラクティブなビジュアライゼーションに、チームがそうしたツールを直接統合できれば、組織全体で最先端の分析を見て理解できるようになります。そこで Tableau 2020.1 から、まったく新たな形で Tableau を拡張できる分析の拡張機能 API (英語) が利用できるようになりました。この API を利用すると、開発者は新しいプログラミング言語やプログラミングソフトウェアを Tableau のダイナミックな計算言語に統合して、すべてのユーザーがデータサイエンスのプロセスに関われるようにすることができます。
この API のリリースに伴い、すでに Tableau で利用できる Python、R、MATLAB の外部サービスは、「分析の拡張機能」と呼ばれるようになりました。分析の拡張機能 API は従来の TabPy 外部サービス API (英語) をベースにしており、TabPy は Tableau による API のリファレンス実装と考えることができます。ユーザーは、Tableau の TabPy/外部 API 接続タイプで独自のサービスに接続でき、その際は基本認証と SSL を使った認証資格情報の送信がサポートされています。
分析の拡張機能の主な利用シナリオの一例として、予測モデルと Tableau ビジュアライゼーションの統合が挙げられます。動的な統合により、最新のデータを使ったリアルタイムの予測、柔軟性の高いシナリオテスト、大きすぎて事前に計算できないフィルタリング済みデータセットに基づく予測が行えるようになります。高度な統計分析機能を Tableau と組み合わせると、下層にある統計パッケージや統計機能の詳しい知識を持たなくても、あらゆるスキルレベルのユーザーがそのパワーを利用できるようになります。外部の高度な分析機能を利用できるようにするには、Tableau Server で別途構成を行う必要があります。
分析の拡張機能 API の詳しい情報を得るには、Tableau の Developer Program にご参加ください。